JR東日本・石越駅
石越(いしこし)
東北本線   新田 石越  油島
所在地 宮城県登米市石越町南郷字西門沖
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
キロ程 423.5km(東京起点) 
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員 262人/日(2022年)
開業年月日 1890年(明治23年)4月16日
駅種別 無人駅(自動券売機)
石越駅
石越駅
石越駅(いしこしえき)は、宮城県登米市石越町南郷(みなみごう)字西門沖(にしもんおき)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
JR東日本東北本部管内はここまでとなる。
当駅と油島駅の間で県境を跨ぐが、その盛岡方の最初の踏切の付近(下原田踏切、東京起点425キロメートル地点)にJR東日本盛岡支社との境界が置かれている。
2007年(平成19年)3月31日までくりはら田園鉄道線の起点であった。

ホームと駅名標 窓口
ホームと駅名標 窓口
回送列車 駅名標
回送列車 駅名標

駅構造

JR東日本

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅である。
互いのホームは跨線橋で連絡している。なお構内は複々線となっており、1線にはホームがない。
駅舎は南北に走る線路の西側にあり、出入口はこの1か所のみである。
無人駅(小牛田駅管理)で、自動券売機が設置されている。
また、改札内の単式ホーム上に水洗トイレが設置されている。
前述のとおり2011年(平成23年)に駅舎の建て替えが行われており、旧駅舎内ではキオスクが営業していた。
かつては駅の北西部に留置線があり、栗原電鉄線から直通する貨車などが留置されていた。

のりば

番線 路線 方向  行先
 1 東北本線 下り 一ノ関方面
 2・3 上り 小牛田・仙台方面

くりはら田園鉄道

単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。
駅舎は木造一階建てで、JR東日本の駅とは小さな駅前広場を挟んで北西に位置していた。
末期には無人駅となっていて、定期券などの発売が近くの理髪店カナザワに委託されていた。
改札内には汲み取りトイレが設置されていた。
くりはら田園鉄道の廃止時には、留置線は撤去されていて東北本線とつながっていなかったが、かつて両路線は駅前広場の北側にあった留置線を通じて連絡しており、栗原電鉄と国鉄との間で貨車の授受が行われていた。
栗原電鉄の最盛期には、仙台から栗原電鉄線へ直通する気動車列車が運行されたこともあった。
石越駅
くりはら田園鉄道線 石越  →  荒町 
所在地 宮城県登米市石越町南郷字西門沖 
所属事業者 くりはら田園鉄道
所属路線 くりはら田園鉄道線
キロ程 0.0 km(石越起点)
駅構造 地上駅
ホーム  1面1線 
開業年月日  1921年(大正10年)12月20日 
廃止年月日 2007年(平成19年)4月1日
 

歴史

  • 1890年(明治23年)4月16日:日本鉄道(のちの東北本線)の駅として開業。
  • 1921年(大正10年)12月20日:栗原軌道(のちのくりはら田園鉄道)が開業。
  • 1947年(昭和22年)8月6日:お召し列車が石越駅発 - 藤根駅着で運行(昭和天皇の戦後巡幸)。
  • 1954年(昭和29年)12月10日:国鉄バス石越線が開業する。
  • 1984年(昭和59年)2月16日:国鉄バス石越線が休止となる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の扱いを廃止。
  • 1986年(昭和61年)10月21日:貨物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 2001年(平成13年)4月1日:くりはら田園鉄道石越駅が無人化。
  • 2007年(平成19年)4月1日:くりはら田園鉄道線が廃止となる。
  • 2009年(平成21年)4月1日:助役を含む社員配置(小牛田駅所属石越在勤)を廃止し、JR東日本東北総合サービスへ業務委託する。
  • 2011年(平成23年)7月31日:新駅舎の使用を開始。
  • 2024年(令和6年)
    • 3月15日:みどりの窓口の営業を終了。
    • 3月16日:終日無人化[要出典]。
    • 10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。