東福島駅(ひがしふくしまえき)は、福島県福島市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)東北本線の駅である。JR東日本の駅は宮代字段ノ腰に、JR貨物の駅はその南側の北矢野目字田中にある。
駅構造
島式ホーム1面2線と木造駅舎をもつ地上駅である。このほか、ホームのない側線が2本(下り1番線・下り2番線)がある。
駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
福島統括センター(福島駅)管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス委託)である。
なお、阿武隈急行線が合流する矢野目信号場の設備までが当駅の構内となっている。
構内には、Suica対応自動券売機と簡易Suica改札機などがある。
のりば
| 番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
| 1 |
■東北本線 |
上り |
郡山・黒磯方面 |
| 2 |
下り |
福島・仙台方面 |
東福島オフレールステーション
東福島オフレールステーション(略称:東福島ORS)は、JR貨物東福島駅に属し、旅客駅の南側にある。コンテナ集配基地である。
コンテナ貨物(12フィートコンテナのみ)を取り扱っており、貨物列車代替のトラック便が郡山貨物ターミナル駅との間で1日3往復運行されている。
なお、JR貨物東福島駅は、1998年(平成10年)より貨物列車の発着がない自動車代行駅になり、その後2006年(平成18年)より一部がオフレールステーションとなっている。
歴史
- 1923年(大正12年)10月15日:鉄道省東北本線の瀬上駅(せのうええき)として開業。
- 1978年(昭和53年)
- 6月1日:東福島駅に改称。
- 6月24日:コンテナ貨物の取り扱いを開始(福島駅から移管)。
- 1984年(昭和59年)
- 2月1日:荷物の取り扱いを廃止。
- 12月1日:旅客営業を無人化。以降、福島駅派遣により出改札を継続。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となる。旅客営業を有人化。
- 1998年(平成10年)3月14日:貨物列車の発着が廃止され、自動車代行駅となる。
- 2006年(平成18年)4月1日:東福島オフレールステーションを開設。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
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