菜園場町停留場は、高知県高知市菜園場町にあるとさでん交通後免線の路面電車停留場です。「菜園場町」の名は江戸時代、当地に土佐藩の菜園があったことに由来します。
当停留場の開業は1908年（明治41年）10月31日です。堀詰駅から下知駅までの区間が開通したのに合わせて開業されています。当時の駅名は大鋸屋橋通停留場で、菜園場町停留場に改称するのは1938年（昭和13年）のことです。
菜園場町停留場は後免線の併用軌道区間にあり、道路上にホームが設けられています。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の軌道を挟み込むように配置されています。ただし互いのホーム位置は東西方向にずれていて千鳥式ホームとなっています。東に後免町方面行き、西にはりまや橋方面行きのホームがあります。
周囲は商業区域として発展してきた地域で、南にはビルが立ち並んでいます。北には菜園場商店街が伸び、入口にはアーチが架けられています。
1908年（明治41年）10月31日 - 土佐電気鉄道の大鋸屋橋通停留場として開業。
1938年（昭和13年）2月1日 - 菜園場町停留場に変更。
2014年（平成26年）10月1日 - 土佐電気鉄道が高知県交通・土佐電ドリームサービスと経営統合し、とさでん交通が発足。とさでん交通の停留場となる。
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