JR東海・高山本線 打保駅
打保(うつぼ
坂上打保杉原
所在地 岐阜県飛騨市宮川町打保
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CG 高山本線
キロ程 176.5km(岐阜起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員  7人/日(2019年) 
開業年月日 1933年(昭和8年)11月12日
駅種別 無人駅
打保駅
打保駅
跨線橋と相対式ホームは定番です スノーシェルター
跨線橋と相対式ホームは定番です スノーシェルター
ホームから富山方面を見る 駅名表示板
ホームから富山方面を見る 駅名表示板
打保駅(うつぼえき)は、岐阜県飛騨市宮川町打保にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅である。構内西側の1番線に猪谷方面行きの下り列車が停車し、構内東側の2番線に高山方面行きの上り列車が停車する。1983年まで特急「北アルプス」が富山地方鉄道へ乗り入れをしていた時期は当駅にて「北アルプス」同士の交換が行われていた。
1番線に隣接して簡易駅舎が設置されている。2番ホームとは跨線橋で繋がっている。高山駅管理の無人駅となっている。
構内の分岐器はスノーシェルターで覆われているが、この設備は高山本線では当駅にしかない。
2004年の台風23号による災害で車両が孤立した際には、このシェルターを車両の保護に使用したこともある。
駅構内や駅周辺にはトイレがない。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 CG 高山本線 下り 富山方面
2 上り 高山・下呂方面

歴史

  • 1933年(昭和8年)11月12日:国鉄飛越線の駅として、坂上 - 杉原の開通時に開業。一般駅。
  • 1934年(昭和9年)10月25日:線路名称改定。飛越線が高山本線に編入され、当駅もその所属となる。
  • 1973年(昭和48年)4月20日:貨物の取扱いを廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱いを廃止。
  • 1985年(昭和60年)4月1日:無人駅化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
  • 2003年(平成15年)3月:簡易駅舎に改築。
  • 2004年(平成16年)10月22日:水害による路盤流出により、キハ48形(5803・6810)が当駅に取り残される。
  • 2007年(平成19年)
    • 2月9日:不通区間の工事終了に伴い、上記2両が高山駅まで搬出され、その後名古屋市のJR東海名古屋車両区まで検査のため回送された(隣の坂上駅までは自走し、その後はディーゼル機関車にて牽引輸送)。
    • 9月8日:高山本線の全線再開に伴い3年ぶりに駅の営業を再開。