JR東海・高山本線 坂祝駅
坂祝(さかほぎ)
鵜沼坂祝美濃太田
所在地 岐阜県加茂郡坂祝町取組363
所属事業者 JR東海
所属路線 CG 高山本線
駅番号  CG06 
キロ程 22.5km(岐阜起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員  397人/日(2019年) 
開業年月日 1921年(大正10年)11月12日
駅種別 無人駅
坂祝駅
坂祝駅
1番ホーム キハ85系気動車
1番ホーム キハ85系気動車
HC85系気動車 相対式ホーム
HC85系気動車 相対式ホーム
坂祝駅(さかほぎえき)は、岐阜県加茂郡坂祝町取組にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。難読駅の一つ。
駅番号はCG06。
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅[1]。線路・ホームは東西に伸びており、南側のホームは上り列車が使用する1番線(上り本線)、北側のホームは下り列車が使用する2番線(下り本線)である。
下り本線側(北側)のホームへの移動手段として、屋根のない跨線橋が設置されている。貨物取扱駅であった名残で、下り本線の北側には側線が4線引かれている。
木造駅舎が1番線に接して設置されているが、美濃太田駅管理の無人駅である。2010年3月にTOICA専用の簡易改札機が設置された。
かつてはJR貨物が駅業務を受託する業務委託駅であり、みどりの窓口も開設されていた。しかし、鵜沼駅からの名鉄電車(犬山方面)の乗車券は発売されていなかった。トイレが駅舎内に併設されている。
高山本線の北側には駅側から西側へデンカ坂祝サービスステーション、太平洋セメント(旧・日本セメント)坂祝サービステーション、太平洋セメント(旧・小野田セメント)美濃サービスステーションが並んでいる。
各施設へ側線から専用線が分岐し、専用線上に貨車からセメントを降ろすための荷役設備がある。しかし2007年3月に美濃サービスステーションのものを最後にすべて使用されなくなった。また、駅東側の小西砕石工業所へ至る専用線もあった。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 CG 高山本線   上り 岐阜・名古屋方面
2 下り 美濃太田・高山方面 

歴史

  • 1921年(大正10年)11月12日:高山線(1934年に高山本線へ改称)各務ヶ原駅 - 美濃太田駅間開通時に開業。旅客・貨物営業を開始。
  • 1973年(昭和48年)4月20日:専用線発着を除く貨物の取り扱いを廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
  • 2002年(平成14年)3月:本巣駅(住友大阪セメント岐阜工場)から当駅(電気化学工業坂祝サービスステーション)へのセメント輸送廃止。
  • 2004年(平成16年)4月1日:無人駅化。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月17日:貨物列車の最終運行日。
    • 末期は週に数回東藤原駅からのセメント輸送臨時専用貨物列車が運行されていたが、この日の運転をもって廃止された。当日に限り、牽引機のDD51形847号機にヘッドマークが取り付けられた。
    • 4月1日:JR貨物の駅が廃止され、貨物の取り扱いが終了。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月12日:駅舎に乗用車が突っ込む事故が発生。けが人等はなかった。
    • 3月13日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる。