飛騨小坂(ひだおさか) |
飛驒宮田→飛騨小坂→渚 |
所在地 |
岐阜県下呂市小坂町大島 |
所属事業者 |
JR東海 |
所属路線 |
CG 高山本線 |
キロ程 |
108.8km(岐阜起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
1面2線 |
乗車人員 |
68人/日(2019年) |
開業年月日 |
1933年(昭和8年)8月25日 |
駅種別 |
駅員無配置駅 |
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飛騨小坂駅 |
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島式ホーム1面2線 |
キハ48形気動車 |
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待合室 |
無人化されている |
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飛驒小坂駅(ひだおさかえき)は、岐阜県下呂市小坂町大島にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
普通列車と一部の特急「ひだ」が停車する。小坂温泉郷(濁河温泉、下島温泉、湯屋温泉)と御嶽山登山口の玄関駅であり、駅前には濃飛バスのバス停がある。
かつては、駅の南にある貯木場を起点とし御嶽山方面へ向かう森林鉄道(小坂森林鉄道)が存在した。貯木場までは専用線が敷設されており、そこで木材の積み替えが行われていた。森林鉄道廃止後(1962年度全廃)も1977年の貨物取扱廃止まで、トラックで木材を貯木場へ運搬し、貨車へ積み替えていた。
島式ホーム1面2線を有し、列車交換が可能な地上駅。ホームの東側が1番線、西側が2番線となっており、1番線に下呂・名古屋方面行きの上り列車が、2番線に高山方面行きの下り列車が停車する。2番線は上り列車の発着も可能な構造になっている。また、保線車両の留置線が1番線から分岐する。下り列車の場合、ホームの有効長が短いため(9両分)、車両を増結した10両編成の特急列車では後方の1車両のドアを開閉しない(ドアカット)。上り列車については、ホームの有効長が高山本線内の最長の10両編成に対応できているので、この措置は取られない。
ホーム上に待合室がある。
駅舎は構内東側にある。開業当初からの木造駅舎は丸太造りの山小屋風であり、中央本線の大月駅と並び称される。正面には神社の神殿にあるような千木が設けられている。このような設計となった経緯は、霊山である御嶽山の飛騨側の登山口で多くの登山者があったことと、豊富な森林資源があったためである。この駅舎が評価され中部の駅百選に選出された。駅舎とホームとは開業当初より地下道で結ばれている。
下呂駅管理の無人駅。かつては東海交通事業が業務を行う簡易委託駅であったが、2011年3月31日をもって、無人化された。それまでは、マルス端末が設置されており、みどりの窓口の表示がないのにもかかわらず、座席指定券の購入が可能であった。 改札外待合室に飲料自販機、改札内に男女別水洗トイレが設置されている。
一時期高山本線の終着駅であったため、転車台も設置されていた。全通後の冬には除雪車が高山駅から当駅まで運転され、転車台にて方向転換されて高山駅へ戻っていた。使用されなくなった後も長く残っていたが、昭和末期に撤去された(昭和58年10月には既に撤去されていた)。
国道41号から駅を俯瞰した構図は、JTB時刻表の表紙や、高山本線の紹介記事などにたびたび登場している。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
CG 高山本線 |
上り |
下呂・岐阜方面 |
2 |
下り |
高山・富山方面 |
歴史
- 1933年(昭和8年)8月25日:国鉄高山線の終着駅として、飛驒萩原-当駅間の開通時に開業。一般駅。
- 1934年(昭和9年)10月25日:高山線が高山本線に改称し、坂上駅まで開通。
- 1977年(昭和52年)11月30日:車扱貨物の取扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東海の駅へ。
- 1999年(平成11年)10月14日:中部の駅百選の第1回選定駅の25駅に選出。
- 2011年(平成23年)4月1日:簡易委託終了により無人化。
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