札幌市電山鼻西線 電車事業所前停留場
電車事業所前(でんしゃじぎょうしょまえ)
ロープウェイ入口→電車事業所前→中央図書館前
所在地 北海道札幌市中央区南21条西14丁目
駅番号  SC11
所属事業者 札幌市交通局(札幌市電)
所属路線 山鼻西線
キロ程 2.873km(西15丁目起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員  1,215人/日(2019年) 
開業年月日 1931年11月20日
電車事業所前停留場ホーム
電車事業所前停留場ホーム
250形電車 A1200形電車
250形電車  A1200形電車
電車事業所前停留場は、北海道札幌市中央区南21条西14丁目にある札幌市交通局(札幌市電)山鼻西線の停留場です。
ホームは、2面2線、停留場番号はSC11。
市電の運行拠点「電車事業所」が近くにあり、乗務員交代もここで行われています。
横断歩道に接し、ほぼ真正面に内回り(中央図書館前方面)と外回り(ロープウェイ入口方面)の安全地帯が向きあっています。
安全地帯にはロードヒーティングが施され、上屋が設置されています。
また、外回り側の歩道上には待合室があります。
現在は看板付きの小さな小屋が設置されていますが、以前は藻岩山ロープウェイで使用されていた8人乗りのゴンドラの搬器が置かれていました。
電車車輌センター(市電車庫)から出庫した電車は、停留場のすぐ南の交差点から中央図書館前停留場へ向かって内回り本線に合流しています。入庫の際はやはり中央図書館前停留場から外回り本線の途中で分岐して入庫します。
入出庫線と本線の分岐点のポイントは、2つの短い軌道回路を使用した電車停止位置の時間差検知により自動的に制御され、分岐点の手前には停止線が2本設けられています。
札幌市電の本線上にあるポイントでは、この交差点の東側のみスプリング式を使用していません。
1931年(昭和6年)11月23日、 「東本願寺廟塔前」停留場として開業しています。
1941年(昭和16年)12月1日には廃止されています。
1954年(昭和29年)8月15日、 「廟塔前」の名称で再開業しています。
1965年(昭和40年)8月1日、学芸大学前停留場(現:中央図書館前停留場)に統合され、廃駅となっています。
1968年(昭和43年)10月には 南車庫(現在の電車車輌センター)が新設されています。
1974年(昭和49年)5月1日には 「電車事業所前」の名称で再々開業しています。
2015年(平成27年)4月1日には 停留場番号が設定されています。