駅の概要
安曇追分駅は、長野県安曇野市穂高北穂高にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅です。駅番号は「30」。
市名は「あづみ」だが、駅名は「あずみ」と表記されます。大町市の安曇沓掛駅も同様に「あずみ」です。
1915年(大正4年)の開業当初はアルプス追分駅と名乗っていたが、北アルプスの登山口と間違えて下車する人が多く、また本来の登山口である有明地区からの要望もあって1919年に安曇追分駅に改称しています。
「追分」は千国街道の池田通りと松川通りの分岐点の意味であり、両者は大町市の大町宿付近で合流します。
1926年(大正15年)からは池田鉄道が当駅に乗り入れていましたが、1938年(昭和13年)には池田鉄道が廃止となっています。
当駅は、島式ホーム1面2線を持つ地上駅です。駅舎とホームは構内踏切で連絡しています。
かつては豊科駅管理の簡易委託駅で、安曇野市に駅業務が委託されていましたが、2019年10月1日に無人化されています。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■大糸線 |
上り |
松本方面 |
2 |
下り |
信濃大町・白馬方面 |
駅の利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は306人です。
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2019年10月から無人化されました |
乗車人員推移
年度 |
1日平均
乗車人員 |
年度 |
1日平均
乗車人員 |
2000年 |
330 |
2010年 |
316 |
2001年 |
315 |
2011年 |
320 |
2002年 |
314 |
2012年 |
310 |
2003年 |
309 |
2013年 |
315 |
2004年 |
306 |
2014年 |
290 |
2005年 |
297 |
2015年 |
303 |
2006年 |
339 |
2016年 |
306 |
2007年 |
306 |
2017年 |
307 |
2008年 |
309 |
2018年 |
306 |
2009年 |
305 |
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駅の歴史
- 1915年(大正4年)11月16日:信濃鉄道のアルプス追分駅として開業。旅客営業のみ。
- 1919年(大正8年)7月10日:安曇追分駅に改称。
- 1926年(大正15年) 1月8日:信濃鉄道が全線電化し、旅客列車を電車化。
- 9月21日:池田鉄道の当駅 - 北池田駅間が開業し、当駅が分岐駅となる。
- 1937年(昭和12年)6月1日:信濃鉄道の国有化。
- 1938年(昭和13年)6月6日:池田鉄道が廃止となり、当駅が途中駅となる。。
- 1960年(昭和35年)9月:松本駅 - 信濃大町駅間の貨物列車を電化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2019年(令和1年)10月1日:無人化する。
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