東小浜駅(ひがしおばまえき)は、福井県小浜市遠敷にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線の駅である。
当初、地元では所在地で郡名にもなっている「遠敷」(おにゅう)を駅名にすることを要望したが、難読であるとして現在の駅名で開業することとした。
南側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。小浜市総合福祉センターとの合築駅舎を備える。2002年には第4回中部の駅百選に選定されている。
敦賀地域鉄道部が管理し、自治体が窓口業務を受託する簡易委託駅である。係員不在時に備え自動券売機も設置されていたが、現在は撤去されている。
ワンマン列車の開扉扱いは2019年4月時点で、無人駅と同様の1両目後乗前降の形式であるが、乗車券等は車内の料金箱ではなく駅係員に渡す形になっている。
なお、JR西日本金沢支社は、2030年度(令和12年度)までに委託業務を廃止し無人化する方針としている(実施時期は未定)。
歴史
- 1953年(昭和28年)8月14日:日本国有鉄道(国鉄)小浜線の新平野駅 - 小浜駅間に新設開業。旅客営業のみ。
- 1973年(昭和48年)3月15日:荷物扱い廃止。国鉄職員による出札・改札業務を停止し、旅客業務について無人化(その後、簡易委託による乗車券販売を開始)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)10月1日:東小浜駅を兼ねた小浜市総合福祉センターが開業。
- 2019年(平成31年)3月4日:当駅付近に北陸新幹線の駅を設置する計画を、福井県議会が提示。
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