浦上駅前(うらかみえきまえ) |
大学病院→浦上駅前→茂里町 |
所在地 |
長崎県長崎市川口町3番地先 |
駅番号 |
22 |
所属事業者 |
長崎電気軌道 |
所属路線 |
本線
(■1号系統・□2号系統・■3号系統) |
キロ程 |
3.2km(住吉起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗降人員 |
2,800人/日(2015年) |
開業年月日 |
1915年(大正4年)11月16日 |
接続 |
JR九州・長崎本線(浦上駅) |
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浦上駅前停留場 |
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長崎電気軌道201形電車 |
相対式ホーム |
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長崎電気軌道211形電車 |
長崎電気軌道370形電車 |
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駅の概要
浦上駅前停留場(うらかみえきまえていりゅうじょう)は、長崎県長崎市川口町にある長崎電気軌道浦上駅前支線の路面電車停留場です。
1号系統、2号系統、3号系統が停車します。駅番号は22。
九州旅客鉄道(JR九州)長崎本線と浦上駅で接続しています。
駅構造
浦上駅前停留場は浦上駅前を走る併用軌道上にあり、ホームは道路上に置かれます。
ホームは2面あり、浦上駅に並行して伸びる2本の線路を挟んで向かい合う相対式ホームとなっています。
駅側にあるのが赤迫方面行きのホーム、反対側が長崎駅前方面行きのホームとなっています。
ホームには横断歩道橋と横断歩道が接続します。
もとは歩道橋のみだったが、利便性を向上させるため2004年に横断歩道が追加で設置されました。
1915年の開業当初は南寄りにあり、当時の路線は浦上駅前から長崎大学病院(旧長崎県立病院)の門前まで大きくカーブを描いて迂回するようなルートをとっていました。
この区間は専用軌道で、途中には長崎電気軌道で唯一、赤色灯付きの踏切がありました。
ルートが変更されたのは1947年5月、原爆投下から浦上駅前 - 大橋間が復旧した時のことで、都市計画に基づいて浦上駅前から浜口町までが一直線に結ばれるようになっています。
歴史
- 1915年(大正4年)11月16日:長崎電気軌道が病院下 - 築町間で開通、浦上駅前停留場が開業。当初は現在の場所よりやや南にあった。
- 1945年(昭和20年)
- 8月9日:原子爆弾により被災。爆心地に近く駅舎は全壊し職員65名が死亡。線路も大橋鉄橋から長崎駅の間は不通となる。長崎電鉄も全線が不通。
- 8月10日:大橋鉄橋付近・浦上駅・長崎駅間の復旧工事作業が開始。
- 8月11日:午後10時15分長崎駅発の終列車から運行を再開。
- 1946年(昭和21年)2月1日:長崎電鉄、長崎駅前から浦上駅前までが復旧。
- 1947年(昭和22年)5月16日:長崎電鉄、浦上駅前から大橋までの区間を一部路線変更の上復旧。
- 1954年(昭和29年)2月1日:浦上駅前停留場を移設。
- 2000年(平成12年)3月10日:浦上駅前停留場を改築。
- 2004年(平成16年)12月7日:浦上駅前停留場に横断歩道を設置。
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