崇福寺(そうふくじ) |
思案橋→崇福寺 |
所在地 |
長崎県長崎市油屋町5番2号先 |
駅番号 |
35 |
所属事業者 |
長崎電気軌道 |
所属路線 |
本線(■1号系統・■4号系統) |
キロ程 |
7.0km(住吉起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
1面1線 |
乗降人員 |
900人/日(2015年) |
開業年月日 |
1968年(昭和43年)6月17日 |
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崇福寺停留場 |
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長崎電気軌道1700形電車 |
長崎電気軌道1300形電車 |
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駅名標 |
長崎電気軌道370形電車 |
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駅の概要
崇福寺停留場(そうふくじていりゅうじょう、崇福寺電停)は、長崎県長崎市油屋町にある長崎電気軌道本線の路面電車停留場です。駅番号は35。本線の終点で、1号系統、4号系統が停車します。
川の上に停留場があるという特異な構造をしています。
当停留場が開業したのは1968年(昭和43年)のことです。思案橋 - 正覚寺下間の延伸に合わせて正覚寺下停留場(しょうかくじしたていりゅうじょう)として開業しました。当地を流れていた玉帯川を暗渠とし、道幅を広げた上に軌道を敷設しました。
長らく終点だった思案橋から路線を延伸させたのは、思案橋周辺での自動車の混雑が激化していたためであり、終点の位置を移すことでその混雑を回避する狙いがありました。
当時は日本各地で路面電車の廃止が取り沙汰されていたために延伸は珍しく、注目を浴びています。
2018年(平成30年)には停留場名を改称し、崇福寺停留場となっっています。
駅構造
思案橋停留場から坂を上った先、複線の軌道が合流し単線になった先にホームがあります。
ホームは単線の軌道の片側(思案橋寄りから見て左側)に1面のみの片面ホームです。
敷地が狭いため、停留場は玉帯川の暗渠が途切れた先、川の上にせり出すようにして設けられていて、ホームからは川面を望むことができます。1面1線ゆえ到着した電車はすぐ折り返しを行います。
2003年には上屋がタキロン式から景観に配慮したシェルター式に取り換えられました。
合わせて終端部の擁壁を一部取り払い、停留場の有効長を3メートル延長させています。
かつては分岐器を操作するための操車室がありました。
歴史
- 1968年(昭和43年)6月17日:正覚寺下停留場として開業。
- 2003年(平成15年)2月2日:停留場を改築。
- 2018年(平成30年)8月1日:崇福寺停留場に改称。
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