大浦天主堂(おおうらてんしゅどう) |
大浦海岸通→大浦天主堂→石橋 |
所在地 |
長崎県長崎市大浦町3番25号先 |
駅番号 |
50 |
所属事業者 |
長崎電気軌道 |
所属路線 |
大浦支線(■5号系統) |
キロ程 |
0.8km(新地中華街起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面1線 |
乗降人員 |
800人/日(2015年) |
開業年月日 |
1916年(大正5年)12月27日 |
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大浦天主堂停留場 |
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長崎電気軌道500形電車 |
長崎電気軌道500形電車 |
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案内板 |
相対式ホーム |
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駅の概要
大浦天主堂停留場(おおうらてんしゅどうていりゅうじょう)は、長崎県長崎市大浦町にある長崎電気軌道大浦支線の路面電車停留場です。駅番号は50。5号系統が停車します。
名前の通り大浦天主堂のほか、グラバー園の最寄り停留場ともなっています。
当停留場は1916年(大正5年)に松ヶ枝橋停留場(まつがえばしていりゅうじょう)として開業した。その後1930年(昭和5年)に弁天橋停留場(べんてんばしていりゅうじょう)に改称。50年近く同名を名乗り続けたが、付近にあるバス停の名称に合わせて1980年(昭和50年)に大浦天主堂下停留場(おおうらてんしゅどうしたていりゅうじょう)へ改称した。2018年(平成30年)には停留場の最寄り施設を明確にするため、「下」を外した大浦天主堂停留場に改称している。
駅構造
大浦天主堂停留場は併用軌道区間にある停留場だが、軌道敷は路面より若干高い位置にあり、半ば道路から独立した専用軌道のような状態である。軌道は単線で大浦川と並走する道路との間に敷かれ、ホームは軌道を挟んで両側に1面ずつ設けられている。河川側にあるのが新地中華街方面行きのホーム、道路側にあるのが石橋方面行きのホーム。互いの乗り場の位置は斜向かいにずれていて、新地中華街寄りから見ると河川側・新地中華街方面行きの乗り場が手前にある。停留場がある区間の軌道には芝生が植えられ緑化されている。
かつては河川側のホームのみで(片面ホーム)、これが新地中華街寄りから見て右側であるため、前中扉の360形や500形は当停留場を使用できなかった。利便性のため道路側にホームを新設したのは2000年(平成12年)。このときホームの反対側にはバス停留所を併設し、日本で初めて路面電車とバスを一つのホームで乗り換えられるようにした。ただホーム幅は狭く乗客があふれる恐れがあるため、一部防護柵を取り付けている。河川側のホームは1999年(平成11年)に改良され、上屋の取り換えやホームのかさ上げ、スロープの設置がなされた。
このほか、停留場には案内放送装置や電車接近表示装置を備える。
歴史
- 1916年(大正5年)12月27日:松ヶ枝橋停留場として開業。
- 1930年(昭和5年)4月:弁天橋停留場に改称。
- 1980年(昭和55年)5月1日:大浦天主堂下停留場に改称。
- 1999年(平成11年)3月30日:河川側のホーム(築町方面ホーム)を改築。
- 2000年(平成12年)3月28日:道路側のホーム(石橋方面ホーム)を設置。長崎バスのバス停との併設供用開始。
- 2001年(平成13年)6月26日:行先案内放送装置を設置。
- 2008年(平成20年)5月29日:電車接近表示装置を設置。
- 2009年(平成21年)11月26日:構内の芝生軌道化工事が完了。
- 2018年(平成30年)8月1日:大浦天主堂停留場に改称。
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