白鳥高原駅(しろとりこうげんえき)は、岐阜県郡上市白鳥町二日町字清水垣内にある長良川鉄道越美南線の駅です。
駅番号は35。
1955年(昭和30年)8月、郡上郡北濃村大字二日町に「二日町駅」として設置されています。
設置された越美南線の美濃白鳥駅から北濃駅までは1934年(昭和9年)に延伸した区間ですが、住民の要望により途中駅として設けられています。
開業当初より旅客のみを取り扱う無人駅です。二日町では1961年から住民によってスキー場の開発が行われ、スキー客の利用も多かったとのことです。
1996年10月に石徹白にある「白鳥高原スキー場」(現・スノーウェーブパーク白鳥高原)の運営会社の申請を受けて「白鳥高原駅」に改称されています。
白鳥高原スキー場の運営会社は1995年の冬に二日町駅の近くに約1,000台分の駐車場を整備してスキー場との間にシャトルバスを運行しています。
鉄道から乗り換える客の利用もあったことから案内のために長良川鉄道に駅名の改称を申し入れています。
しかし、スキー人口の減少を背景に来客の増加には繋げられず、ほどなくしてシャトルバスの運行は終了しています。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅です。開業時から無人駅であり、ホーム中央に待合室があります。
歴史
- 1955年(昭和30年)8月1日:国鉄二日町駅として開業。旅客のみを取り扱う駅員無配置駅。
- 1986年(昭和61年)12月11日:国鉄越美南線の長良川鉄道への転換により同社の駅となる。
- 1996年(平成8年)10月1日:白鳥高原駅に改称。
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