美濃白鳥駅(みのしろとりえき)は、岐阜県郡上市白鳥町白鳥字大栗にある長良川鉄道越美南線の駅です。駅番号は34。
美濃太田駅方面から来た列車の約半数が当駅で折り返しとなっています。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち列車同士の行き違いが可能な地上駅ですが、列車交換がなければ方面に関係なく駅舎側の1番ホームに発着します。
越美南線の運転上重要な役割を果たしており構内は広く側線および車庫があり、夜間滞泊が設定されています。
また、休日に限って1日1回乗務員の交代があります。
ホーム間は構内踏切で連絡しています。
駅舎から遠い方のホームには長良川鉄道への転換後にログハウス風の小さな待合所が設けられましたが、のちに解体されています。
当駅で閉塞方式が変わり、北濃駅まではスタフ閉塞式であるため当駅から北濃駅方面へは一列車しか入ることができないのです。当駅から北濃駅方面へ発車する列車にはスタフが手渡されます。そのため終日に渡って社員配置駅となっています。
駅舎は国鉄時代からのもので木造平屋建てです。
駅舎には出札窓口(始発から最終列車まで営業)、自動券売機があります。
また、チャレンジショップ「はざねこのこ」という個人で日替わり出店できる売店が設けられているほか、JAめぐみのの営業所も入っています。また、2022年には国鉄時代に使用された駅スタンプが期間限定で駅舎内に設置されました。
のりば
ホーム |
路線 |
行先 |
1・2 |
■越美南線 |
北濃方面 |
郡上八幡・美濃市・関・美濃太田方面 |
歴史
- 1933年(昭和8年)
- 7月5日:国有鉄道越美南線 美濃弥富駅(現在の郡上大和駅)と当駅間開通と同時に開業し、旅客および貨物の取扱を開始する。
- 8月1日:省営自動車「白城線」の美濃白鳥 - 牧戸間が開業する。
- 1934年(昭和9年)8月16日:当駅 - 北濃駅間が延伸開業する。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物の取扱を廃止する。
- 1986年(昭和61年)12月11日:国鉄越美南線の長良川鉄道への転換により同社の駅となる。
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