京阪電気鉄道石山坂本線 京阪膳所駅
京阪膳所(けいはんぜぜ)
→京阪膳所石場
所在地 滋賀県大津市馬場二丁目11-6
所属事業者 京阪電気鉄道
駅番号 OT09
所属路線 石山坂本線
キロ程 4.7km(石山寺起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 5,792人/日(2019年)
開業年月日 1913年(大正2年)3月1日
乗換 JR東海道本線(琵琶湖線) 膳所駅 
京阪膳所駅
京阪膳所駅
京阪600系電車 ホームと構内踏切
京阪600系電車 ホームと構内踏切
京阪膳所駅は、京都府滋賀県大津市馬場二丁目11-6にある、京阪電気鉄道石山坂本線の駅です。
駅番号はOT09。相対式2面2線ホームをもつ地上駅です。
駅舎は坂本方面行ホームの石山寺寄りにあり、反対側の石山寺方面行ホームへは構内踏切で連絡しています。
ホームはカーブ上にあるので乗降時には足元への注意が必要だったが、2018年3月にホームの位置を移動してカーブを緩やかに改良され、スロープの勾配も緩やかになり、PiTaPa(ICOCA)対応の自動改札機が設置されました。
早朝と深夜は無人となります。
開業時は車庫と電車用変電所が併設されていました。
車庫は錦織車庫完成時に移設、現在のホームより東に約200mの位置にありました。
変電所も1991年までは存在したが2000年には廃止されています。
つまり大津線の1500V昇圧時に廃止されたことになります。

のぞみ
ホーム 方向 行先 備考
駅舎側 下り びわ湖浜大津・京阪大津京・坂本比叡山口方面
京津線(地下鉄東西線 三条京阪)方面
京津線はびわ湖浜大津駅で乗換
反対側 上り 京阪石山・ 石山寺行き  

ホーム有効長は2両。のりば番号は設定されていない。

1913年(大正2年)3月1日 - 大津電車軌道大津(現・浜大津) - 膳所(現・膳所本町)間開通と同時に、馬場駅として開業しています。開業当時は馬場駅構内と馬場駅前という二つの停留場がありました。当時のパンフレットによると国鉄の馬場駅(現・膳所)が大津駅(2代目)を称していた頃、「大津駅前」駅と称していた時期があります。その後、国鉄の駅が「馬場駅」に戻ったのに伴い、大津電軌も「馬場駅」に戻っっています。1916年(大正5年)に大津電車軌道が発行した「大津電車遊覧案内」にも「大津駅前(大津駅)」の名前を見る事ができます。
1927年(昭和2年)1月21日 - 会社合併により琵琶湖鉄道汽船の駅となります。
1929年(昭和4年)4月11日 - 会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の駅となります。
1937年(昭和12年)8月20日 - 膳所駅前駅に改称しています。
1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の駅となります。
1949年(昭和24年)12月1日 - 会社分離により、改めて京阪電気鉄道の駅となります。
1953年(昭和28年)4月1日 - 京阪膳所駅に改称しています。
2008年(平成20年)3月 - 下りホームに車イス用スロープを設置しています。
2017年(平成29年)7月 - 駅入口看板などのサインシステムを京阪線と同一のものに更新しています。
2018年(平成30年)3月末 - ホームの位置を移設、自動改札機3機新設、足下灯の設置などの駅の改良工事が竣工しました。