アルピコ交通上高地線 新村駅
新村(にいむら)
北新・松本大学前 新村三溝
所在地 長野県松本市大字新村548
所属事業者 アルピコ交通
所属路線 上高地線
キロ程 6.2km(松本駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員 137人/日(2017年)
開業年月日 1921年(大正10年)10月2日
駅種別 直営駅
新村駅
新村駅
既に引退している5000系電車 旧新村駅駅舎
既に引退している5000系電車 旧新村駅駅舎
列車のすれ違い 新村駅車庫
列車のすれ違い 新村駅車庫
待合室には窓口が開いています 電車の手前が構内踏切ですが、遮断機もない
待合室には窓口が開いています 電車の手前が構内踏切ですが、遮断機もない
駅の概要
ED30形電気機関車
ED30形電気機関車
新村駅は、長野県松本市大字新村にあるアルピコ交通上高地線の駅です。駅番号はAK-08。
新村駅には、車両所、乗務員詰所が設置されています。
開業時以来の駅舎が使用されてきましたが、2012年(平成24年)3月24日から新駅舎の使用が開始されています。
旧駅舎は処遇が決まるまで存置されていましたが、2017年3月に解体されています。
当駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。
跨線橋はなく、駅舎からホームへは構内踏切を渡ります。
直営駅(ただし窓口営業時間は7時20分 - 15時50分)である[5]。
構内に上高地線の車両基地(新村車両所)を有し、留置線も持っています。
新村車庫には、かつて使用されていた日本国有鉄道(鉄道院)の最初の電車「ハニフ1」が保管されていましたが、2007年にさいたま市に開館した鉄道博物館に寄贈されています。
ハニフ1は、2007年3月21日夜にトレーラー輸送で当駅を離れたが、寄贈が決まった2006年年末から2007年3月の搬送までの土・日曜日(年末年始期間と悪天候による公開中止もあった)に一般公開を実施しています。
最初の2日は車内に立ち入ることができたが、予想以上に傷みが発生する懸念が出たため、安全上の理由からその後は外側から見るだけに変更されています。
搬送日には式典と最後の一般公開が実施され、イベント終了後に輸送準備が実施されました。
なお、同所には凸型電気機関車ED301と以前運用されていた5000形(元東急5000系で、形式はそのまま松本電鉄でも使用された。下に写真のある5000形車両は、2011年に、東急当時の色に塗り替えられた)が保存されています。

利用状況
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおりです。

年度 1日平均人数
2009 107
2010 101
2011 117
2012 123
2013 137
2014 134
2015 137
2016 142
2017 137

のりば
番線 路線 方向 行先
1 上高地線 下り 波田・新島々方面
2 上高地線 上り 信濃荒井・松本方面

  • 1921年(大正10年)10月2日 - 松本 - 当駅間開業により筑摩鉄道の駅として開業。
  • 1922年(大正11年) 5月10日 - 当駅 - 波多駅間を延伸開業。
  • 9月 - 波多 - 島々駅間を延伸開業。
  • 10月31日 - 筑摩電気鉄道に社名変更。
  • 1932年(昭和7年)12月2日 - 松本電気鉄道に社名変更。
  • 2011年(平成23年)4月1日 - アルピコ交通に社名変更。
  • 2012年(平成24年)3月24日 - 新駅舎使用開始。
  • 2017年(平成29年)3月下旬 - 旧駅舎解体。