JR東日本上越線 岩原スキー場前駅
岩原スキー場前
(いわっぱらすきーじょうまえ)
越後中里 岩原スキー場前越後湯沢
所在地 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 上越線
キロ程 91.1km(高崎駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1933年(昭和8年)12月8日
駅種別 無人駅 自動券売機
岩原スキー場前駅
岩原スキー場前駅
115系電車が到着しました 駅舎とホームは少し高い位置にあります
115系電車が到着しました 駅舎とホームは少し高い位置にあります
ホームはカーブしています 右の建物はアーバンヒルズ湯沢リゾート
ホームはカーブしています 右の建物はアーバンヒルズ湯沢リゾート
長岡方面のホームへの地下道入り口
長岡方面のホームへの地下道入り口
岩原スキー場前駅は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅です。
当駅は、単式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎のある北側から見てホーム、線路、ホーム、線路の順に並ぶ配置となっており、のりばは北側が高崎方面、南側が長岡方面です。
2つのホームを連絡する通路は構内にはないので注意が必要です。
高崎方面のホームには駅舎から出入りします。長岡方面のホームへは地下通路から出入りします。地下通路の出入り口は、駅舎の近くの駅構外にあります。
当駅は長らく臨時駅として冬季のみ開設されていましたが、駅近くの新潟県立六日町高等学校湯沢分校が独立して新潟県立湯沢高等学校ができたことから、1981年(昭和56年)9月1日から通年停車駅となっています。ただし湯沢高等学校は、2008年に廃校になってしまいました。その跡地には湯沢町立湯沢学園が設立されています。
当駅は越後湯沢駅管理の無人駅となっていて、駅舎内には窓口がありますが閉鎖されており、その傍らに簡易自動券売機が設置されています。
昭和末期まで冬季のみ駅員が配置され、乗車券を発売していました。少なくとも1974年(昭和49年)の冬季までは長距離乗車券や急行券、入場券を発売していましたが、昭和50年代初めの冬季からは近距離乗車券の発売のみとなっていました。
写真を見るとわかりますが、ホームは大きくカーブしています。これだと列車内も大きく傾いているでしょう。
かつては東京競馬場前駅・宇都宮貨物ターミナル駅などと並び、仮名書きの際に国鉄一駅名が長い駅として知られていました(13文字。長音・拗音の小文字=捨て仮名も1文字に数える)。
特に東京競馬場前駅廃止後は、旅客扱いをする駅としては単独で最長となるが、「臨時乗降場だから対象外」とされることもあったりします。
国鉄分割民営化後もJR最長のままでしたが、1997年(平成9年)開業の上越国際スキー場前駅にその座を明け渡しています。

バス路線
越後交通グループの南越後観光バスが運行する路線バスが当駅周辺を経由します。
  • YD 湯沢=湯沢学園=小坂=谷後=旭原=大源太線
  • YT 湯沢 = 湯沢学園 = 中里 = 土樽 = 蓬橋線
    2路線とも「岩原入口」(YD11、YT09)が最寄りバス停となるが、駅前の県道同士の交差点に対して前者は北側、後者は西側にバス停が位置する。いずれも当駅から徒歩3~4分。

駅の歴史
  • 1933年(昭和8年)12月8日:国有鉄道上越線の岩原スキー場前仮乗降場として開業しています。
  • 1946年(昭和21年):スキー場が連合国軍に接収されたため廃止されています。
  • 1952年(昭和27年)12月20日:岩原スキー場前仮停車場として再開業しました。
  • 1969年(昭和44年)10月1日:臨時乗降場に変更しています。
  • 1981年(昭和56年)9月1日:列車の通年停車開始しています。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本が継承しています。同時に駅に昇格し、岩原スキー場前駅となっています。
  • 2017年(平成29年):E129系電車運用時の車内自動放送における当駅の英称が「Iwappara-skijōmae」から「Iwappara Skiing Ground」に変更されています。

のりば
ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 上越線 上り 水上・渋川方面
反対側 下り 越後湯沢・長岡方面