実例28.PC−9821Xa7/C8を完全SCSI化する
元々、PC−9821Xa7/C8には、IFC−USP−M2が搭載されていましたが、接続されているハードディスクはIDEのものでした。
そこでハードディスクをSCSI対応のものに差し替え、ストレージカードも一般的なSCSIカードに交換して完全SCSIマシンに改造しようと考えました。
ハードディスクは、IBM DDYS−T18350N (18GB) 
SCSIカードは、I−O.DATAのSC−UPCIとしました。
このハードディスクは、UltraWIdeSCSI対応のもので68ピンコネクターになります。
SC−UPCIもUltraWideSCSI対応で68ピンコネクターがあ.るのでOKです。
ハードディスクが18GBとこれまでのものよりも格段に大容量になっていますので、高速化が期待できそうです。
SC−UPCI
SC−UPCI
  変更前   変更後
OS Windows2000 Proffesional  
搭載CPU AMD K6−2 400MHz  
主メモリ F.P.DRAM−SIMM 64MB  
SCSIインターフェース メルコ IFC−USP−M2 I-O.DATA SC−UPCI
HDD LHD−U4300K 4.3GB IBM DDYS-T18350N 18GB
QUANTUM FIREBALL CR6.4A 6.4GB
CD−Rドライブ Panasonic CW7502  
ビデオカード アイ・オー・データ機器 GA−SV408/PCI  
サウンドチップ 標準Mate−X PCM  
さてこのハードディスクとSCSIカードのパフォーマンスはどの程度かということで測定してみました。

HDBENCH2.61測定結果
ALL Text Scroll DD Read Write Memory Drive
15093 27543 35604 8554 2039 11704 169 13 20078 15058 23873 C:10MB

従来のIFC−USP−M2よりもデータ転送速度は格段に向上しています。
これはストレージ系が完全SCSIであることと、UltraWideSCSIであるからでしょう。
IFC−USP−M2はUltraSCSIにすぎませんが、SC−UPCIはUltraWideSCSIです。 

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