南堀端停留場は、愛媛県松山市南堀端町にある伊予鉄道城南線・花園線の停留所である。停留所番号は02。6系統が松山市駅発着に変更されて以降、唯一松山市内線の全系統が使用する停留所となった。
かつては本町一丁目停留場も南堀端停留場の一部であったが、のりばが離れていることから2018年(平成30年)3月1日より本町線のホームを本町一丁目停留場として改称・分離した。
城南線(南堀端方面)から大手町線(JR松山駅方面)または本町線(本町六丁目方面)への直通が可能な配線となっている。上下線とも安全地帯付となっている。
本町一丁目停留場のうち南堀端方面行きの乗場は南堀端停留場と近接しているが、本町六丁目方面への乗場は本町三丁目方に大きく離れている。このため、道後温泉方面から本町方面へ向かう際の乗換指定駅は南堀端停留場となっている。
南堀端のりば
ホーム |
路線 |
行先 |
A |
■2号線 環状 |
松山市駅行き |
■6号線 |
■5号線 |
道後温泉行き |
B |
■1号線 環状 |
松山市駅行き |
■3号線 |
■5号線 |
JR松山駅前行き |
C |
■1号線 環状 |
JR松山駅前・木屋町方面 |
■2号線 環状 |
大街道・赤十字病院前方面 |
■3号線 |
道後温泉行き |
■6号線 |
本町六丁目行き |
城南線から松山市駅方面への花園線が分岐しており、松山市駅 - 西堀端、松山市駅 - 市役所前、西堀端 - 市役所前のいずれの方向へも直通運転が可能な配線である。
到着方面別に3つの「島」があり、いずれも安全地帯が付いている。
大街道・道後温泉方面へ向かう場合は、A・Cの2つのホームのうちどちらでも利用可能となっている。
いずれの島の分岐器も、列車が進入する際のトロリーコンタクターの操作で転換できるようになっている。
通常(安全地帯へノンストップで進入)は、左側が正位とされる。
1つ目のトロリーコンタクターを操作後に一旦停止し「開通確認」とある表示灯が点灯すると、反位(右側)になる。
他の分岐点もすべてこの方法によっている。
なお、松山市駅、JR松山駅前、道後温泉駅では、スプリングポイントが使用されている。
1911年(明治44年)9月1日 松山電気軌道により開業。
1921年(大正10年)4月1日 伊予鉄道が松山電気軌道を合併し、伊予鉄道の駅となる。
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