JR北陸本線 田村駅
田村(たむら)
坂田田村長浜
所在地 滋賀県長浜市田村町南仙堂1210
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 A 北陸本線
駅番号  JR-A10
キロ程 4.7km(米原起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗車人員 1,077人/日(2021年)
開業年月日 1931年(昭和6年)10月14日
駅種別 無人駅 自動券売機
田村駅
田村駅
自動券売機 ホーム
自動券売機 ホーム
駅名標 521系電車
駅名標 521系電車
田村駅(たむらえき)は、滋賀県長浜市田村町南仙堂にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。駅番号はJR-A10。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。なお当駅は、臨時改札を不定期に開設している。
1931年(昭和6年)、東海道本線彦根駅と北陸線長浜駅の間にガソリンカー運行が開始されたことを契機に、先行開業した法性寺駅(現在の坂田駅)に続いて既存駅間に新設された気動車列車向けの駅であった。このため、燃料不足で気動車運行ができなくなった戦時期から戦後しばらくまで営業を休止している。
1957年(昭和32年)の北陸本線交流電化の起点となり、当駅から敦賀駅へはED70形電気機関車が牽引することになった。米原駅 - 当駅間は非電化のまま残り、E10形蒸気機関車やD50形蒸気機関車が牽引。後年はディーゼル機関車が牽引していた。当駅で機関車交換を行うため上下ホームを千鳥配置に変更。上下線間に2本の機関車留置線が設けられた。機関車交換で急行列車などの長編成が停車するため、プラットホームの延長も行われた。
機関車の留置線は南北の組に分かれており、北側には交流電気機関車を、南側には米原駅との間を往復する蒸気機関車を収容した。ただし、当駅には転車台は設けられず、上り列車のテンダー機関車は逆向きのまま米原駅まで向かっていた。
当駅から敦賀駅までの交流電化が行われた当時は、一般の客車列車に自動扉が装備されていなかった時代で、後年のように乗降扉を施錠した状態で客扱いしない「運転停車」措置を実効的に行うことはできず、機関車交換のために当駅に停車する急行列車の発車時刻が市販の時刻表に記載されていた。一方、手動扉ながら扉の一斉施錠が可能な20系を使用した特急「日本海」「つるぎ」は客扱いを行わなかった。
1962年(昭和37年)に米原駅 - 当駅間が電化され、当駅南方にデッドセクションが設けられた。交直流電車や気動車で運転される特急・急行は当駅を通過したが、交直両用電気機関車の量産がなかったため、米原駅 - 当駅間のSL牽引は残り、のちにDD50形、その後DE10形ディーゼル機関車により無煙化された。
当駅での機関車付け替え廃止は1983年(昭和58年)。すでに北陸本線で活躍していた交直両用機EF81形での車上切り換えが米原口へ完全移行したためである。無用となった機関車留置線は撤去されが、ホームと上下本線の再移設は行われず、上下の開いた空間がかつてを偲ばせる。
事務管コードは▲541402である。
かつては当駅の南側にデッドセクションを設けていたため、当駅を発着する普通は気動車で運行していたが、後に交直流電車へ変更された。なお、2006年10月以降は直流電車で運行する普通も混在する。
なお、デッドセクションは1991年9月に長浜 - 虎姫間に移設されたが、2006年9月に廃止されている。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。後述の機関車交換作業によりかつて特急「日本海」などの特急・急行列車も含めたすべての旅客列車が停車し14両が入る長いホームであるが、その後は新快速・普通のみの停車となり、現在の停車列車は最長8両編成(長浜駅発着の新快速)である。
従来の東側駅舎に加え、その後長浜市が行った区画整理・市街化事業により新たに西側(長浜・敦賀方面行きホーム)にも改札口が開設された。互いのホームは跨線橋で連絡しているが、エレベーターなどの設備はない。
ホーム高さは920mmで、長浜駅以北の直流化以降も1,100mmへのかさ上げはされていない。
米原駅が管理している無人駅である。大都市近郊区間の大阪近郊区間のエリア内にあり、ICカード「ICOCA」の利用範囲に含まれている。自動券売機やICカード対応の簡易型自動改札機が設置されている。
案内上ののりば番号は設定されていない。
JR京都・神戸線運行管理システムの導入区間内に位置しているが、旅客案内情報処理装置 (PIC) は設置されていない。

のりば

のりば 路線 方向 行先
東側 A 北陸本線     上り 米原方面
西側 下り 長浜・敦賀方面  

歴史

  • 1931年(昭和6年)10月14日:国有鉄道北陸本線の駅(旅客駅)として、法性寺駅(現在の坂田駅)-長浜駅間に新設開業。
  • 1940年(昭和15年)11月1日:営業休止。
  • 1954年(昭和29年)12月10日:営業再開。
  • 1957年(昭和32年)10月1日:当駅 - 敦賀駅間が交流電化される。
  • 1962年(昭和37年)12月28日:当駅 - 米原駅間が直流電化される。
  • 1971年(昭和46年)3月25日:荷物の取り扱いを廃止。駅員無配置駅となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により(制定は同年2月5日)、「琵琶湖線」の愛称を使用開始。
  • 1991年(平成3年)9月14日:当駅 - 長浜駅間の電化方式を交流から直流に変更。それに伴い、京阪神からの新快速の直通運転を開始[17]。
  • 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。簡易型自動改札機で対応。
  • 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。