坂田駅(さかたえき)は、滋賀県米原市宇賀野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。駅番号はJR-A11。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。有効長は8両編成分。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。米原駅管理の無人駅であるが、自動券売機はその外側に設置されている。
入場時にはホーム側面の小さな建物(ICOCA等のための簡易タイプ自動改札機を設置)から直接ホームに入場する動線となっている。また、下りホームへ向かう際はホーム外の地下道で線路の反対側に回る必要がある。
駅西側にある市営の駐車場は無料となっており、駅利用者の利便を図っている。 案内上ののりば番号は設定されていない。
JR京都・神戸線運行管理システムの導入区間内に位置しているが、旅客案内情報処理装置 (PIC) は設置されていない。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
東側 |
A 北陸本線 |
上り |
米原方面 |
西側 |
下り |
長浜・敦賀方面 |
歴史
- 1931年(昭和6年)9月15日:国有鉄道北陸本線の法性寺駅(ほうしょうじえき)として、米原駅 - 長浜駅間に新設開業。旅客のみの取り扱い。東海道本線彦根駅と北陸本線長浜駅の間にガソリンカー運行が開始されるにあたって既存駅間に新設された気動車列車向けの駅であった。
- こうした経緯から、1991年(平成3年)までは、米原駅・彦根駅 - 木ノ本駅間を区間運転する気動車列車を中心に停車し、そのほかは大半が通過する駅であった。
- 1940年(昭和15年)11月1日:営業休止。
- 1954年(昭和29年)8月1日:営業再開、坂田駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「琵琶湖線」の愛称を使用開始。
- 1991年(平成3年)9月14日:当駅 - 田村駅間に存在した交直セクションを長浜駅 - 虎姫駅間に移設(長浜駅まで直流化)し、同区間の普通列車を気動車運転から電車運転に切り替えるため、米原方に踏切を挟んで200
m 移設し、ホーム長を6両編成対応に延長。
- 1998年(平成10年)12月17日:アーバンネットワークの自動改札エリア内の無人駅として簡易型自動改札機と自動券売機が設置される。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。当時はICカード専用簡易改札機で対応。
- 時期不明:それぞれ設置されていた改札機が一体化され、ICOCA対応の簡易型自動改札機に置き換わる。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
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