広電阿品(ひろでんあじな) |
阿品東→広電阿品→(臨)宮島ボートレース場駅 |
所在地 |
広島県廿日市市阿品三丁目1-1 |
駅番号 |
M38 |
所属事業者 |
広島電鉄 |
所属路線 |
宮島線 |
キロ程 |
14.6km(広電西広島起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗降人員 |
3,203人/日(2019年) |
開業年月日 |
1978年(昭和53年)8月1日 |
乗換 |
阿品駅(山陽本線) |
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広電阿品駅 |
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3900形電車 |
案内板 |
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広電阿品駅は、広島県廿日市市阿品三丁目1-1にある広島電鉄宮島線の駅です。駅番号はM38。
広電阿品駅は1978年(昭和53年)に田尻駅(たじりえき)の名で新規に開業した駅です。当駅の開業後、宮島線と並行する西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線では1989年(平成元年)に阿品駅が開業しています。
2000年(平成12年)には当駅が広電西広島駅寄りに70メートル移設されて、その阿品駅と近隣のショッピングセンターを結ぶ歩道橋に接続しています。こうして阿品駅と結ばれ利便性が向上した当駅は翌年に広電阿品駅へ改称しています。同じ日には、それまで阿品駅を称していた宮島線の隣駅が阿品東駅へと改称されています。
2007年(平成19年)には駅が改修され、下りホームとその裏手にあったバス停が一体化しています。電車とバスの乗り場を一体化させることで、交通機関どうしを同一平面で円滑に乗り換えられるようにするこの改修は、前年に同じ宮島線の廿日市市役所前駅で実施されていたもので、これにより当駅は新たに交通結節点として機能するようになっています。
当駅は2面2線の地上駅となっています。広電阿品駅はホームが地面に接して置かれている地上駅です。ホームは2面あり、2本の線路を挟み込むように向かい合わせに配置される相対式ホームとなっています。線路の東側に広電宮島口駅方面へ向かう下りホーム、西側に広電西広島駅方面へ向かう上りホームがあって、両ホームは踏切と歩道橋によって結ばれています。駅の広電宮島口方には旧ホームの跡がある。2007年に改修された下りホームは同一平面にバス停があり、電車の乗り場の反対側に路線バスが乗り付けることで両者の対面乗り換えが可能となっています。
かつては下りホームとバス停の間が壁(駅の背板)によって隔たれていて、バスを待つには壁と道路の間の狭い空間しかなかったが、改修に際して壁の一部が取り払われ、ホームと一体化されました。
普段は無人駅ですが、宮島に行く観光客などの利用が多いため、正月三が日・ゴールデンウィーク・宮島花火大会開催時などには係員が配置され、運転士・車掌とともに集札業務を行います。
1978年(昭和53年)8月1日 - 田尻駅として開業。
2000年(平成12年)8月1日 - 広電西広島寄りに70メートル移設、駐輪場を設置。
2001年(平成13年)11月1日 - 広電阿品駅に改称。
2007年(平成19年)4月1日 - 駅を改修。下りホームとバス停が一体となり、同一平面で乗換が可能となるあわせて駅に乗り入れるバス路線のダイヤ改正、運行経路変更を実施。
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