島尾駅(しまおえき)は、富山県氷見市島尾にある西日本旅客鉄道(JR西日本)氷見線の駅です。
駅構造
氷見方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)です。
かつては、相対式ホーム2面2線を有したが、片面が撤去されています。
北陸広域鉄道部の管理する無人駅です。1990年(平成2年)2月26日に落成した駅舎は木造平屋建てで、面積は50平米あり、島尾海水浴場に至近ということでヨットのセールを意匠とした屋根を有しています。
駅舎内の事務室は閉鎖されているが、待合室があります。
歴史
- 1912年(明治45年・大正元年)
- 4月5日:中越鉄道が伏木駅から延伸し、その終着駅として開業する。旅客および貨物の取扱を開始。
- 9月19日:中越鉄道当駅 - 氷見駅間が開業する。
- 1920年(大正9年)9月1日:中越鉄道の国有化により、鉄道省(国鉄)氷見軽便線の駅となる。当駅は旅客、手荷物、小荷物及び大貨物の取扱を行う。
- 1922年(大正11年)9月2日:軽便鉄道法廃止により氷見軽便線が氷見線に改称される。
- 1959年(昭和34年)11月1日:営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を廃する。
- 1960年(昭和35年)8月1日:営業範囲を改正し、手荷物及び小荷物の配達取扱及び小口扱貨物の取扱を廃する。
- 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を改正し、旅客及び荷物を取扱う駅となる。
- 1982年(昭和57年)4月1日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃する。
- 1983年(昭和58年)4月:国鉄島尾駅市営自転車駐輪場が完成する。
- 1984年(昭和59年)4月1日:無人駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1990年(平成2年)2月26日:駅舎を改築し、その落成式を挙行する。
- 2012年(平成24年)8月27日:氷見線開通100周年を紀念し氷見市立宮田小学校の児童及び富山県立高岡工芸高等学校の生徒の合作に係る絵を当駅駅舎に塗装する。
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