JR北海道 東森駅
東森(ひがしもり)
砂原支線   尾白内 → 東森 → 森
所在地 北海道茅部郡森町港町
駅番号 ○N63
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 ■函館本線(砂原支線)
キロ程 33.5km(大沼起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員  6人(2018年)
開業年月日 1927年(昭和2年)12月25日
駅種別 無人駅
東森駅
東森駅
駅名標 待合所
駅名標 待合所
駅舎から構内踏切を通ってホームへ キハ40系気動車
駅舎から構内踏切を通ってホームへ キハ40系気動車
構内踏切 キハ40系気動車
構内踏切 キハ40系気動車
東森駅(ひがしもりえき)は、北海道(渡島総合振興局)茅部郡森町港町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)の駅である。
駅番号はN63。電報略号はヒモ。事務管理コードは▲140158。

歴史

  • 1927年(昭和2年)12月25日:渡島海岸鉄道当駅 - 砂原駅間開通に伴い、東森仮駅として開業。
  • 1928年(昭和3年)9月13日:森駅 - 当駅間(1.1km)延伸開通に伴い廃止。
  • 1934年(昭和9年)7月1日:渡島海岸鉄道の東森駅として大沼方に移転の上再開業。一般駅。
  • 1945年(昭和20年)1月25日:渡島海岸鉄道国有化に伴い、国有鉄道函館本線の駅となる。
  • 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
  • 1961年(昭和36年)2月1日:専用線発着車扱い貨物以外の貨物取扱い廃止。
  • 1965年(昭和40年)5月1日:貨物取扱いを全て廃止。
  • 1971年(昭和46年)10月26日:荷物取扱い廃止。同時に無人化。
  • 1979年(昭和54年)3月30日:駅舎改築(RC造)。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
  • 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施。

駅名の由来

「森駅」の東に位置するために「東」を冠する。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の南側(森方面に向かって左手側)に存在する。
転轍機を持たない棒線駅となっている。
森駅管理の無人駅となっている。
駅舎は構内の北側に位置し、かつて側線があったために構内は比較的広くホームとは構内踏切で連絡している。
正面外観がほぼ三角形の、赤い屋根が地面まで延びている特異な形状の駅舎となっている。
1994年(平成6年)ごろ、駅舎内は落書きや放火で荒れ放題であったが、現在では改善している。
渡島海岸鉄道時代と同じ位置にあるが、仮駅時代は位置が違っており、現在の駅の300mほど西にあった。

渡島海岸鉄道 渡島海岸鉄道線  
東森駅
渡島海岸鉄道線 新川 → 東森 → 尾白内
所属事業者 渡島海岸鉄道
所属路線 渡島海岸鉄道線
キロ程 1.8km(森起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1927年(昭和2年)12月25日(東森仮駅)
1934年(昭和9年)7月1日(東森駅)
廃止年月日 1928年(昭和3年)9月13日(東森仮駅)
1945年(昭和20年)1月25日(東森駅)
備考 国有化に伴い移転
1925年(大正14年)、国鉄函館本線森駅から砂原村への鉄道敷設が出願される。しかし当初は森駅への乗り入れは認められず、東森仮停車場 - 砂原停車場間の8.3 kmのみに許可が下りた。それから渡島海岸鉄道が設立され1927年(昭和2年)12月25日に開業、蒸気機関車による貨物及び旅客の輸送が開始される。1928年には森駅への乗り入れが認可され、同年9月に工事が完了、森 - 砂原間9.4 kmの全線が開通した。
昭和初期は内浦湾一帯から渡島半島東岸にかけてイワシが豊漁のために大変賑わい、それに伴って輸送実績も好調であった。
貨客混合の列車が1日4往復し、1936年からは砂原から鹿部町への乗合自動車も運行を始める。しかし第二次世界大戦から軍需輸送の整備が急務となり、急勾配がネックであった軍川駅 - 森駅間を迂回する「砂原線」(函館本線支線)の敷設が計画された。
それと並行する渡島海岸鉄道は、1945年(昭和20年)1月25日に廃線となり、施設等は運輸通信省に買収された。
ただし、丸ごと全てが国鉄線になったわけではなく、渡島海岸鉄道は尾白内 - 掛澗間からは現在の国道278号とおおよそ同じルートを辿っていたのに対し、国鉄砂原線は北海道駒ヶ岳の裾野を少しずつ登るルートをとった。これは渡島海岸鉄道が森と砂原の集落を結ぶ目的で敷設され、一方の砂原線は上述の通り急勾配の緩和による輸送力増強を目的としていたためである。
そのため掛澗駅と砂原駅は函館本線の掛澗駅・渡島砂原駅とは別の駅である。
また尾白内駅は同一ルート上ではあったものの、函館本線尾白内駅よりも300 mほど西(森駅側)にあった。
渡島海岸鉄道時代と同じ位置にあるが、仮駅時代は位置が違っており、現在の駅の300mほど西にあった。

路線データ
  • 路線距離(営業キロ):森駅-砂原駅間 9.4km
  • 軌間:1,067 mm(狭軌)
  • 駅数:8駅(戦前) / 10駅(うち停留所5)※起終点駅を含む。
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:なし(全線非電化)