えちぜん鉄道勝山永平寺線　志比堺駅

志比堺駅

志比堺駅（しいざかいえき）は、福井県吉田郡永平寺町松岡志比堺にある、えちぜん鉄道勝山永平寺線の駅です。
駅番号はE11。駅舎本屋は国の登録有形文化財に登録されています。
なお、駅所在地のかな表記は「しひざかい」であるが、駅名は「しいざかい」となっている。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で無人駅である。
かつては相対式ホーム2面2線で列車交換が可能となっていたが、現在は廃止され線路南側にホーム跡が残っている。
また、当駅は高台にあるため、駅舎と下の集落を結ぶ長い階段がある。

歴史

1914年（大正3年）2月11日：京都電燈越前電気鉄道の新福井駅-市荒川駅（現在の越前竹原駅）間開業に伴い、駅開業。
1942年（昭和17年）3月2日：京福電気鉄道（京福）設立に伴い、同社の越前線（後の越前本線）の駅となる。
1971年（昭和46年）12月28日：駅業務を廃止、無人化（無人駅）。
2001年（平成13年）6月24日：列車正面衝突事故が発生（京福電気鉄道越前本線列車衝突事故）。これに伴う全線運行休止により休業。
2003年（平成15年）
- 2月1日：京福がえちぜん鉄道に駅施設を譲渡。同社の勝山永平寺線の駅となる。
- 7月20日：福井駅 - 永平寺口駅間の運行再開に伴い、営業再開。
2011年（平成23年）7月25日：駅舎が国の登録有形文化財に登録される。