えちぜん鉄道三国芦原線 中角駅
中角(なかつの)
新田塚中角(臨)仁愛グランド前
所在地 福井県福井市中角町52-138
駅番号  E31
所属事業者 えちぜん鉄道
所属路線 三国芦原線
キロ程 5.9km(福井口駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員  82人/日(2018年) 
開業年月日 1928年(昭和3年)12月30日
駅種別 無人駅
中角駅
中角駅
中角駅へ到着する6100形電車 中角駅に停車する6100形電車
中角駅へ到着する6100形電車 中角駅に停車する6100形電車
九頭竜川橋梁を渡る6100形電車 中角駅ホーム上の待合室
九頭竜川橋梁を渡る6100形電車 中角駅ホーム上の待合室
えちぜん鉄道中角駅は、福井市中角町にあるえちぜん鉄道三国芦原線の駅です。駅番号はE31。

駅構造

線路の東側に単式1面1線のホームを有し、双方向の電車が同一のホームから発車する。
待合室があるほかは、ホームに上屋はない。
福井方から、えちぜん鉄道の中でも最長となる九頭竜川を跨ぐ九頭竜川橋梁(267m、268mとするものもある)に隣接している。ホームは盛土上(地平部からは10mほどの高さ)にあるため、堤防下からは階段を昇降する必要がある。そのため、バリアフリーには対応していない。
朝の福井行きの快速列車は通過する。また、2016年に相互乗り入れを開始した福井鉄道福武線への直通列車は全列車が通過する。これは田原町駅 - 鷲塚針原駅間にある臨時駅の仁愛グランド前駅と同様に、低床ホームの設置が行われていないからである。
かつては九頭竜川橋梁と駅の間の堤防上を道路が通っておりそちらからも出入りできたが、堤防下道路へ迂回する斜路が設けられたことにより、堤防下道路を跨ぐ人道跨道橋、並びに堤防上の踏切が除却されている。

歴史

  • 1928年(昭和3年)12月30日:三国芦原電鉄の福井口 - 芦原(現在のあわら湯のまち駅)間の開業に伴い、中角駅開設。
  • 1942年(昭和17年)9月1日:京福電気鉄道が三国芦原電鉄を吸収合併、同社の三国芦原線の駅となる。
  • 1964年(昭和39年)9月15日:貨物用側線を廃止。
  • 1973年(昭和48年)8月1日:駅業務を無人化(無人駅)。同時に列車交換設備も廃止。
  • 1990年(平成2年)12月12日:三国芦原線九頭竜川橋梁(新)完成。新橋梁新線に切り替えと同時に駅を西側へ移転。
  • 2001年(平成13年)6月24日:越前本線(当時)での事故のため、全線運行休止となる。
  • 2003年(平成15年)
    • 2月1日:駅施設をえちぜん鉄道に譲渡。
    • 7月20日:運行再開に伴い、駅の使用を再開。