穴山駅(あなやまえき)は、山梨県韮崎市穴山町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
駅番号はCO 48。標高518mに位置する。
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駅名標 |
島式ホーム |
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。ホームから長い跨線橋が駅舎へ伸びている。
ホーム東京方一部は舗装されておらず砂利が敷かれただけであって山梨県内では珍しい形態である。
東京方先端部は下り線側ホームが一部欠け、上り線側よりもやや短い。
2007年(平成19年)11月9日から発車メロディーが使用開始された。
1918年(大正7年)に建設された古い木造駅舎があったが、2000年(平成12年)に山小屋風の簡易なものに建て替えとなった。
無人駅であり、簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機が設置されている。
まれに管理駅の韮崎駅から駅員が派遣されて改札や乗車券取扱などの業務を行うことがある。
なお、2015年(平成27年)4月1日より、駅および駅周辺の美化活動を行うボランティアとして、JR東日本OBに名誉駅長を委嘱している。
かつてはスイッチバックの駅であったが、複線化に伴って廃止された。
ここから日野春駅間には、曲線緩和を含めた複線化新線建設のため、廃止された区間(旧線跡)がある。
4月頃に穴山さくら祭が行われており、この時期のホリデー快速ビューやまなしも臨時停車していた。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■中央本線 |
下り |
上諏訪・塩尻方面 |
2 |
上り |
甲府・新宿方面 |
歴史
- 1913年(大正2年)8月1日:鉄道院の中央本線の駅として新設。旅客・貨物取扱開始。
- 1918年(大正7年):駅舎改築。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道に移管。
- 1960年(昭和35年)6月1日:貨物取扱廃止。
- 1971年(昭和46年)9月8日:複線化に伴うホーム移転でスイッチバック運転解消。
- 1972年(昭和47年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2000年(平成12年):現駅舎に改築。
- 2014年(平成26年)4月1日:東京近郊区間に編入される。
- 2015年(平成27年)4月1日:名誉駅長配置。
- 2017年(平成29年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
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