筑豊電気鉄道 黒崎駅前駅
黒崎駅前(くろさきえきまえ)
黒崎駅前西黒崎
所在地 北九州市八幡西区黒崎三丁目15-1
駅番号  CK 01 
所属事業者 筑豊電気鉄道
所属路線 筑豊電気鉄道線
キロ程 0.0km(黒崎駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 3面2線
乗降人員 7,039人/日(2022年)
開業年月日 1911年(明治44年)7月15日
駅種別 無人駅
接続  鹿児島本線(黒崎駅) 
黒崎駅前駅
黒崎駅前駅
駅名標 筑豊電鉄3000形
駅名標 筑豊電鉄3000形
案内板 ホームは3面2線
案内板 ホームは3面2線
駅の概要
黒崎駅前駅は、福岡県北九州市八幡西区黒崎三丁目にある、筑豊電気鉄道(筑豊電鉄)筑豊電気鉄道線の駅である。
JR黒崎駅西側のコムシティ1階に3面2線の櫛形ホームがある。ラッシュ時を除いて1番のりばのみが使用される。無人駅だが、自動券売機ならびに西鉄バス北九州と共同の定期券・回数券販売所が設置されている。朝ラッシュ時には係員が配置されるので進行方向左側すべての扉から降車が可能である。
ホームは西鉄黒崎バスセンターと同一平面上に有り、特に乗り換え客の多い八幡・小倉方面へ行くバスは乗り継ぎがスムーズにできるようにホームのすぐそばに停車する。行き止まりとなる線路の先にはJR黒崎駅へ向かうエスカレーターが設置されていて、JRとの連絡の利便が図られている。
現在位置に移転してから1年ほどの間、現在廃止された西鉄北九州線が1番のりばを、筑豊電鉄線が2番のりばを使用していた。電灯式の乗り場案内表示の「直方方面」の下には廃止まで北九州線電車の発着を示す「折尾方面」の案内を表示していた。
当駅から、黒崎工場への入出場線が分岐する。
西鉄北九州線の電停だったが、1999年に現在地に移転、2000年11月に西鉄が熊西 - 当駅間の軌道事業を廃止し同区間の施設を保有する第三種鉄道事業者になり、筑豊電気鉄道が同区間の運営を行う第二種鉄道事業者となったため筑豊電気鉄道が運営する駅となった。その後この区間においても2015年3月に筑豊電気鉄道が第一種鉄道事業者となったため、正式に筑豊電気鉄道の資産となった。

1999年12月以前

1992年(平成4年)10月25日に西鉄北九州線の当停留場以東の区間が廃止される以前は、当停留場は駅前ロータリーの西側(現在の西鉄黒崎バスセンターのあたり)にあり、北九州本線の新設軌道区間の始端部分に位置していた。新設軌道内の上下線それぞれに乗降場ホーム各1面が設けられていたほか、下り線の乗降場東側の併用軌道部分に降車専用ホーム1面(安全地帯あり)と、上り線ホーム北側に隣接する形で筑豊電鉄直通列車の折り返し専用ホーム2面1線があった。
下り線の降車専用ホームは、北九州線の新設軌道区間への進入出には軌道が敷設されている電車通りの東行き車線を横断する必要があり、下り電車は電停進入前に信号待ちを要することからその間に降車扱いができるように設置されたもので、1980年代末ごろまで使用されていた。このホームを含めた北九州線の3つの乗降場はいずれも駅前歩道橋から階段で結ばれていた。また上り線ホームの東隣の駅前広場からも、電停発車後の信号待ち時間を利用して乗車扱いができるようになっており、ラッシュ時などに活用されていた。
筑豊電鉄直通車折り返し専用ホームは、直通車増発に伴い1977年(昭和52年)3月に設置された。着発線1本の両側に降車専用ホームと乗車専用ホームが設けられた頭端式の構造で、北九州線上りホームの北側やや下り寄りに並行して設置されていた。
1992年(平成4年)10月25日の北九州線当停留場以東廃止後は、北九州線ホームの東側で線路が切断されて頭端式の構造となり、おもに旧下りホームが折尾方面乗り場として使用され、「1番乗り場」と付番された。筑豊電鉄直通車折返し専用ホームはそのままの構造で、乗車ホームが「2番乗り場」と付番された。この状態で、1999年(平成11年)12月の停留場移設まで使用されていた。
1999年(平成11年)12月のコムシティ建設に伴う停留場移設・線形変更以前は、黒崎車庫への入出庫線は隣の黒崎車庫前停留場から分岐していた

のりば

のりば 路線 行先
1 筑豊電鉄線 永犬丸・楠橋・直方方面
2

歴史
  • 1911年(明治44年)7月15日:九州電気軌道本線大蔵川 - 当駅間延伸に伴い、開業。
  • 1942年(昭和17年)9月22日:西日本鉄道が成立し、同社北九州線の停留場となる。
  • 1992年(平成4年)10月25日:北九州本線砂津 - 当駅間廃止。
  • 1999年(平成11年)12月:現在地に移転。
  • 2000年(平成12年)11月26日:筑豊電気鉄道の駅となる。