JR東日本・JR貨物・会津若松駅
会津若松(あいづわかまつ)
磐越西線 広田 → 会津若松 → 堂島
只見線       → 七日町
所在地 福島県会津若松市駅前通り
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
乗車人員 2,190人/日(2024年)
開業年月日 1899年(明治32年)7月15日
 乗入路線 3 路線
所属路線 ■磐越西線
キロ程 64.6km(郡山起点)
所属路線 ■只見線(■会津鉄道会津線直通含む)
キロ程 0.0 km(会津若松起点)
駅種別 直営駅(管理駅) みどりの窓口
会津若松駅
会津若松駅
会津若松駅(あいづわかまつえき)は、福島県会津若松市駅前通りにある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
開業時の駅名は若松駅。会津盆地の南東部に位置する、会津地方の中心都市である会津若松市(旧・若松市)の代表駅であり、開業時の同市市街地の北端に設置された。
当駅には磐越西線と只見線が乗り入れており、このうち磐越西線を所属線としている。また、磐越西線はJR貨物の第二種鉄道事業区間でもあり、当駅はJR貨物の貨物駅でもあるが、現在は定期貨物列車の発着がなく、後述のようにオフレールステーションに移行している。
磐越西線においては途中駅であるが、当駅から北東と北西へ線路が走っており、スイッチバック構造をしているほか、当駅から郡山方面のみが電化されている。そのため磐越西線は当駅で系統分離されている。南方向に只見線が分岐し、同線西若松駅を起終点とする会津鉄道会津線の列車も只見線経由で当駅まで乗り入れている。
2002年には、「歴史と文化、そして伝統が息づく街の玄関口の駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
快速列車「あいづ」(郡山駅方面)、臨時快速列車「SLばんえつ物語」(新津駅方面)、快速列車「AIZUマウントエクスプレス」(会津田島駅・鬼怒川温泉駅方面)、観光列車「お座トロ展望列車会津浪漫号」(会津田島駅方面)が発着する。

E721系0番台 売店
E721系0番台 売店
ホームと跨線橋 駅名標
ホームと跨線橋 駅名標
会津鉄道AT-700形 自動改札機
会津鉄道AT-700形 自動改札機
キハ110形気動車と会津鉄道AT-700形気動車 会津鉄道AT-600形
キハ110形気動車と会津鉄道AT-700形気動車 会津鉄道AT-600形

歴史

  • 1899年(明治32年)7月15日:岩越鉄道の若松駅として開業。一般駅で、当時は終着駅。
  • 1904年(明治37年)1月20日:岩越鉄道線が喜多方駅まで開通。
  • 1906年(明治39年)11月1日:岩越鉄道が国有化。
  • 1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、磐越西線所属駅となる。
  • 1917年(大正6年)5月21日:会津若松駅に改称。
  • 1926年(大正15年)10月15日:会津線(現在の只見線)が会津坂下駅まで開通。
  • 1961年(昭和36年)5月2日:駅舎を改築。
  • 1965年(昭和40年)10月1日:みどりの窓口を設置。
  • 1967年(昭和42年)6月1日:会津若松運輸長を配置。
  • 1972年(昭和47年)10月1日:会津若松駅旅行センターを開設(日本旅行と提携)。自動券売機を設置。
  • 1974年(昭和49年)4月1日:電報取扱廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:荷物の取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となる。
  • 1996年(平成8年)3月16日:貨物列車の設定が廃止され、自動車代行駅となる。
  • 2001年(平成13年)4月:鶴ヶ城の修復に合わせて、駅舎を城郭風に改装。
  • 2002年(平成14年)10月11日:発車メロディに「AIZU その名の情熱」の使用を開始。
  • 2004年(平成16年)3月26日:駅舎を改装。
  • 2005年(平成17年):駅弁調製業者が伯養軒会津若松営業所の撤退に伴い、仁和食産に変更。
  • 2006年(平成18年)4月1日:会津若松オフレールステーションを開設。
  • 2008年(平成20年)2月1日:駅弁調製業者が仁和食産から、ウェルネス伯養軒郡山支店に変更。
  • 2011年(平成23年)3月11日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により扇形庫が被災し、使用不可となる。同時に転車台の見学も不可となる。
  • 2014年(平成26年)4月1日:自動改札機の運用を開始。同時にICカード「Suica」が仙台エリアとして利用可能となる(磐越西線のみ)。
  • 2016年(平成28年):転車台が「磐越西線鉄道施設群」の一部として、土木学会選奨土木遺産に選ばれる。
  • 2019年(令和元年)
    • 6月1日:会津坂下駅の管理業務を引き継ぎ、会津高田駅 - 只見駅間の各駅が当駅管理下となる。
    • 9月1日:大湊駅と姉妹駅協定を締結。
  • 2020年(令和2年)10月1日:地区駅業務を郡山駅に移管し、会津若松地区センターを廃止。会津若松地区から郡山地区所属駅となり、郡山地区センター会津若松派出(現・郡山統括センター エリア管理会津若松在勤)を設置。
  • 2021年(令和3年)3月31日:びゅうプラザの営業を終了。
  • 2023年(令和5年)6月1日:会津若松運輸区と融合し、あいづ統括センター発足。会津若松駅長はあいづ統括センター所長が兼務となる。
  • 2024年(令和6年)10月1日:磐越西線でえきねっとQチケのサービスを開始。
  • 2026年(令和8年)11月1日:只見線でえきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

計3面5線のホームを有する地上駅である。1番線は単式ホーム1面1線西若松方を行き止まりにし、留置線を挟み2・3番線島式ホーム1面2線と接続し頭端式ホーム化した形状になっており、連絡通路による平面移動が可能になっている。4・5番線は島式ホーム1面2線となっている。そのほか、ホームのない留置線があるほか、夜間滞泊が設定されている。なお、跨線橋は1番線、2・3番線、4・5番線の各ホームを連絡しており、1番線と2・3番線にはエレベーターが、4・5番線には車椅子専用のリフト(駅員に依頼して利用することができる)が設置されている。
あいづ統括センター拠点駅である。直営駅(駅長・管理副長・副長配置)でもあり、管理駅として、磐越西線の上戸駅 - 喜多方駅間、只見線の七日町駅 - 只見駅間の各駅を管理している。
みどりの窓口、指定席券売機、自動改札機(Suica、えきねっとQチケ対応)が設置されている。駅舎中央に改札があり、入り口向かって左に土産物店やKIOSK、立ち食いそば「立ちあおい」、NewDaysがあり、駅弁も販売されている。また、改札と入り口左の売店の間には待合所が、改札口の手前にはVIEW ALTTE(改札外)がある。
駅構内の広田/堂島方の本線西側に、下路式転車台と扇形庫が配置されている。磐越西線や只見線で使用するキハE120形の車両基地としての役割の他、両路線でのSL運行時にも使用されている。
1・2番線の行き止まりにはかつてNTT東日本福島支店のビデオカメラが設置されていた。当駅1・2番線から郡山・喜多方方面の状況をほぼリアルタイムで確認することができたが、このサービスは2017年(平成29年)3月31日で終了している。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 ■磐越西線 上り 郡山方面 一部2・3番線
2・3 下り 喜多方方面
4 ■只見線 - 会津川口・只見方面 一部3番線
5 - 会津鉄道会津線会津田島・会津高原尾瀬口方面 一部4番線

構内配線・信号設備等

運転番線 営業番線 ホーム 郡山方面着発 新津方面着発 会津川口方面着発
下本 1 8両 到着・出発可 到着・出発可 不可
中 ホームなし 到着・出発可 到着・出発可 不可
上本 2 8両 到着・出発可 到着・出発可 不可
上1 3 6両 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可
只見 4 5両 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可
会津 5 3両 不可 不可 到着・出発可
上2 ホームなし 不明
磐越西線はこの駅でスイッチバックする構造となっており、郡山方面・新津方面とも北側から入線する。そのため、両方向とも只見線に向かって線路が続く配線となっている。郡山方面・新津方面の磐越西線はそれぞれ独立しているため、同時発車・並走運転も可能であり、SL列車同士による同時発車・並走運転のイベントも度々行われる。
なお、2014年(平成26年)の自動改札機供用開始以前は、有人改札で、改札付近に「あかべぇ」と485系のデザインがかかれていた。

会津若松オフレールステーション

会津若松オフレールステーション(略称:会津若松ORS)は、JR貨物会津若松駅に属し、駅東側にあるコンテナ集配基地である。
コンテナ貨物(12フィートコンテナのみ)を取り扱っており、貨物列車代替のトラック便が郡山貨物ターミナル駅との間で1日2往復運行されている。
会津若松駅は、1996年(平成8年)より貨物列車の発着がない自動車代行駅になり、その後、2006年(平成18年)より一部がオフレールステーションとなっている。