美女平駅(びじょだいらえき)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂にある立山黒部貫光立山ケーブルカーの駅です。
標高977mに位置する。駅からは立山高原バスが弥陀ヶ原・室堂方面へ通じています。
なお、バス道は1963年までは弥陀ヶ原が、1964年までは天狗平が終点でした。
室堂までバスが通うようになったのは1964年のことであるが、そこからさらに信濃大町駅方面に抜けることができるようになったのは、立山黒部アルペンルートが全通した1971年のことでした。
駅構造
現在の駅舎は売店と展望台・休憩室を備えた2階建て構造のもので、2007年7月に完成した2代目です。
立山高原バスの停留所やバス用駐車場・給油設備が併設されています。
初代の駅舎にはかつてホテルが併設されていました。
1961年6月1日に『美女平ロッジ』として開業し、1967年3月25日に『美女平ホテル』へ改称していましたが、室堂や弥陀ヶ原などのより標高の高い場所に開業した新しいホテルや大町温泉郷や宇奈月温泉のような温泉地に宿泊地としての人気が移り、1997年に宿泊部門を休業しました。
休業後は売店と食堂部門だけが営業を続けていましたが、2006年8月限りですべて廃業し新駅舎への改築に伴いホテルの建物も解体されています。
歴史
- 1954年(昭和29年)8月13日:立山開発鉄道の駅として開業。
- 1973年(昭和48年)7月5日:全面改築。
- 2005年(平成17年)10月1日:合併により立山黒部貫光の駅となる。
- 2007年(平成19年)7月12日:新駅舎竣工。
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