A12 |
賞与というものは、賃金の一部です。しかし、賞与を査定で決められると、会社側に低く査定されて不利になる事が考えられます。
ですから、賞与に査定を入れるという提案は簡単には受け入れてはなりません。
また、査定を導入する場合でも、どのように査定するかという問題が重要です。
査定を入れる場合も、基本額として従来の8割は保証するというような形で後の2割だけを査定分とすれば大きな損失にはならないでしょう。とにかく組合側としては、なるべく確実に手にできる金額を多くするように交渉するべきです。
また、組合員のみを著しく低く査定した場合は、不当労働行為に該当する可能性があるので、調査した上で地労委に申し立てることも視野に入れて対応を検討して下さい。
|
|