名もない花   きり 作

ねぇ、ここに一本、見たことのない花が、
暗闇の中を ポツンと立っているよ。
日々待っていても全然咲かないの。
 
ねぇ、この花を咲かせて。
ひとりぼっちの この花に光りとお水をあげて。
いっぱい いっぱい 話しかけてあげて。
やさしく 微笑みかけてあげて。
そっと 撫でてあげてみてよ。
そしたら、きっと満開に咲くよ???
 
ほんとは知ってるの。
その花の名前を・・・
だって その花は・・・
今でもあなたを想ってる
私なんだから・・・