芯まで冷えずに   yura 作 


洗い髪も乾かぬまま

両手で肩を抱きながら

あなたの移り香探してる

後ろから包み込むように

抱き寄せたあなたの

胸の音…

冷えた背中が覚えてる

あの時言えばよかった

離さないで…

あの時言えなかった

その言葉が

今も…