第50回NHK杯テレビ将棋トーナメント

準決勝第2局
先手 森下卓八段 VS 後手 羽生善治五冠

1:7六歩

2:3四歩

3:2六歩

4:8四歩

5:2五歩

6:8五歩

7:7八金

8:3ニ金

9:2四歩

10:2四歩

11:2四飛

12:8六歩

13:同歩

14:同飛

15:3四飛

16:3三角

17:3六飛

18:2二銀

19:3八金

20:4一玉

21:5八玉

22:6二銀

23:3三角成

24:3三桂

25:8八銀

26:8ニ飛

27:8七歩

28:5四歩

29:2六飛

30:5五歩

31:4八銀

32:5一金

33:7七銀

34:8四飛

35:4六歩

36:5六歩

37:5六歩

38:7四歩

39:4七銀

40:7五歩

41:6六角

42:2五歩

43:2八飛

44:2四飛

45:2七歩

46:7六歩

47:7六銀

48:7四飛

49:7五銀

50:5四飛

51:3六歩

52:5三銀

53:3五歩

54:7四歩打

55:5五角

56:5五飛

57:5五歩

58:7五歩

59:3四歩

60:4五桂

61:同歩

62:2四角

63:3七桂

64:7三桂

65:5四歩

66:4ニ銀

67:3三桂

68:同銀右

69:同歩成

70:同金

71:2五桂

72:4六桂

73:同銀

74:同角

75:3三桂成

76:同銀

77:2一飛

78:3一歩

79:2三銀

80:5七銀

81:4九玉

82:2八角成

83:3一飛成

84:5二玉

85:5三金

86:6一玉

87:5一龍

88:7二玉

89:2八金

90:4八銀打まで羽生五冠の勝ち 

準決勝第2局は、森下VS羽生とA級同士の対決となりました。
これまで森下は、羽生に分が悪いのですが、はたしてどうなるか。
戦型は、横歩取り3三角戦法となりました。
先手は、41手目の6六角がどうだったか。飛車が2八に封じ込められてしまった形はいかにも悪型で、とうとう飛車が働かずじまいであった。
45手目の2七歩でも7五角と歩を取ってしまった方がおもしろかったか。
79手目の2三銀でも2三桂としておけば詰めよなので5七銀、4九玉、のとき2八角成とはできないので受けに回ることになる。
その方がむしろまぎれがあったか。
投了図以下は、3八玉、5六角、4七桂、3九飛までの即詰みである。