平成17年12月21日(水) 古里小学校で緊急PTA集会が開催されました。
かねてより、結成準備が行われていた「ふるさと地区まもり隊」が12月17日に結成されました。
それに伴い古里小学校PTAからも何らかの活動を起こす必要があるという考えから、かねてより子どもたちを守るための活動をどのような形で実施するのか検討がなされていましたが、今回は緊急PTA集会を開催することで、それに対する率直な意見を集めることになりました。
ところが今日の集会に出席した保護者は、34名とたいへん少ない状況でした。
PTA会長、校長、古里駐在所の加野さんからの挨拶の後、4グループに分かれての協議では、各班からの意見を集約すると次のようになりました。
- 車にステッカーを貼り、巡回する。
- 夜間パトロールを実施する。
- 腕章を用意する。
- GPSを装備する。
- なるべく小学校の下校時の時間を揃えて、パトロールしやすくする。
- 保護者の父母にも協力を要請する。
- 地区単位で会員を招集して地区での活動を検討する。
ここで、広報部長の個人的な意見も述べておきます。
まず前提として、PTA会員でも勤務の関係でなかなか15時から18時という時間帯にパトロールするということは難しいのは実情でしょう。ですが、私たちの父母は、もう少し時間が取れる方もいるでしょう。そのような方に協力を要請してパトロールの巡回をしてもらえば、かなりの要員が確保できるでしょう。
私の私見では、このようなパトロールはもちろん毎日出来れば理想ですが、必ずしも毎日でなくても良いのではないかと思うのです。ただし、実施する日にはなるべく派手に実施して地域にアピールする方が良いと思うのです。
街宣車のごとく音楽を流したり、ステッカーは当然としてメンバーもお揃いのベストとか小道具も取りそろえて目立つように活動するのが良いでしょう。
そうすればこの地区で犯罪を行おうとしてもなかなか実際には出来ないであろうと思うのです。
どちらにしても人員は出来るだけ集める努力が必要でしょう。
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見ての通り、たいへん出席者が少なかったのです。 |
校長の挨拶 |
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各班からの報告 |
駐在所の加野さんから |
ここからは広報部長である小沢個人の意見を率直に述べさせて頂きます。
今回も、写真を見てもわかるように34名と大変出席者が少なかったのです。
前回の全体役員会も出席者が少なく、筆者から苦言を呈しておきましたが、全く効果がなかったようです。
これは広報部の責任もあるでしょうが、それにしても余りの惨状に声も出ませんでした。
いったい古里小学校PTAの会員は事態をどう考えているのでしょうか。危機感が全くないのでしょうか。
事件が発生してからでは遅いのです。
それとも自分の子供だけ無事なら良いとでも言うのでしょうか。
あるいは、誰かがやってくれるという考えでしょうか。
しかしPTAというものは他人任せではいけないのです。あるいは自分の子供だけ無事なら良いという考えではいけないのです。12月22日発行の千坊の里158号でもこの事について特集で論じていますが、この記事を書いた時点ではこのようなことまでは想定していませんでしたが、筆者の書いた最悪シナリオが現実のものとなっていることに戦慄を覚えます。このような事態になっているのも要するにPTA活動がそれだけ低調だということを意味していて、それは広報部長である筆者自身の責任でもあるでしょう。
しかし再度繰り返しますが何かあってからでは遅いのです。
地区単位でもいいですから、早急に活動計画を立てて動き始めるべきです。
しかし筆者は、PTA企画委員会も反省する必要があると考えます。
筆者がこの話を具体的に聞いたのは8月21日のことでした。しかしそれから具体的な話は全く外部には知らされず筆者も聞いていない状況で、12月になってようやく具体的にふるさと地区まもり隊の結成とそれに対するPTAのスタンスが知らされるという状況で、実際にこの件に関する広報活動など出来ない状況であったのです。
これはつまりは広報活動に対する無理解、あるいは軽視があるということを伺わせます。
この件については他にも実例があり、例えば11月17日に親子防災教室が実施されたのですが、元々から計画があったわけではなく、比較的に急に計画されたものであったのにも関わらず、広報部に取材依頼もなく、知らされることもなかったのです。もちろん行事を知らせる書面を保護者に配るだけでは取材にはつながりません。
これもとどのつまりは広報活動に対する無理解がなせる業だと思うのです。
今の時代は、情報がもっとも重要なのです。情報が行き渡らないのでは何も出来ません。
PTAにとって広報活動はそれだけ重要なのであって、一部で情報を独占していて、多数に情報が流れないということになると、何も動かなくなります。
広報部でも昨年は子どもたちの周辺が大変危険になっているという内容の特集を組んだりして危機感を訴えてきたつもりでしたが、今回のPTA活動の活性化にはつながらなかった事は反省すべきでしょう。
しかし今一度危機的状況を全会員に訴えて、子どもたちを守るための活動を起こす努力を払うつもりです。
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