南富山駅前(みなみとやまえきまえ) |
南富山駅前→大町 |
所在地 |
富山県富山市大町 |
駅番号 |
C01 |
所属事業者 |
富山地方鉄道 |
所属路線 |
富山軌道線本線 |
キロ程 |
0.0km(南富山駅前起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗降人員 |
2,167人/日(2019年) |
開業年月日 |
1915年(大正3年)3月13日 |
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南富山駅前駅に停車する7018型電車 |
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車両基地に留置される8000形電車 |
南富山駅前駅を発車する7015形電車 |
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南富山駅前駅に到着したサントラム |
車両基地に留置されるサントラム |
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南富山駅前停留場は、富山地方鉄道富山軌道線の起点駅です。駅番号はC01である。
駅構造
富山軌道線は、相対式ホーム2面2線の地上駅で、乗車専用ホーム部分は単線となっています。
乗車ホーム手前の複線部分に単車3両分が停車可能な降車専用ホームを設けています。
乗車専用ホーム終端から南富山車両区までさらに線路が続いています。
この線路は駅舎と不二越線・上滝線ホームの間の利用者用通路を横切っており、ここの構内踏切は通路側だけでなく線路側にも遮断機が設けられた珍しい構造になっています。
南富山車両区
富山軌道線の車両が所属し、日常検査を行う。1967年(昭和42年)に千歳町車庫が現在地近くに移転して開設されたもので、移転・開設当初は堀川車庫と称した。その後、1980年代に入り、富山市の都市計画に支障するため1985年(昭和60年)3月に現在の場所に新築移転したものである。
1985年の移転以前は工場機能も有していたが、この移転時に規模が縮小されて検車専門となり、工場機能は鉄道線の稲荷町車両基地に統合された。
なお、富山地方鉄道発足当時、富山軌道線の車庫は現在の地鉄ビル前停留場の近くにあり、桜町車庫と称していた。
この車庫が1951年(昭和26年)に移転して千歳町車庫となった。
さらに1967年(昭和42年)に再度移転して堀川車庫となり、1985年(昭和60年)には南富山車両区となった。
現在の正式名称は「稲荷町テクニカルセンター南富山車庫」である。
市内電車のりば 富山駅方面
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
駅舎側 |
■1系統 |
上り |
富山駅ゆき |
■2系統 |
富山大学前ゆき |
■4系統 |
岩瀬浜ゆき |
反対側 |
■1系統・■2系統・■4系統 |
- |
降車専用 |
歴史
- 1915年(大正4年)
- 3月13日:富山電気軌道堀川新駅前駅開業。
- 10月24日:富山軽便鉄道が富山鉄道に改称。
- 1920年(大正9年)7月1日:富山電気軌道が市営化。富山市営軌道に移管。
- 1921年(大正10年)
- 3月30日:富山県営鉄道が新設予定の駅名を堀川新駅から南富山駅に変更。
- 4月25日:富山県営鉄道南富山駅開業[9]。堀川新駅に隣接していたが両社は別々の駅名を名乗った。
- 1927年(昭和2年)5月19日:富山県営鉄道線が600 V電化。6月10日より電車運転開始。
- 1933年(昭和8年)4月20日:富山鉄道堀川新駅 - 笹津駅間廃止。富山駅 - 堀川新駅間は富南鉄道に譲渡。
- 1937年(昭和12年)6月20日:富山県営鉄道線の電圧を1500 Vに昇圧。
- 1941年(昭和16年)12月1日:富南鉄道が富山電気鉄道に路線を譲渡。富山電鉄富南線となる。
- 1943年(昭和18年)
- 1月1日:陸上交通事業調整法により富山地方鉄道発足(富山電気鉄道が母体)。富山市営軌道、富山県営鉄道は路線を同社に譲渡[7][8]。富山県営鉄道線、富山電鉄富南線を立山線とする。
- 6月11日:堀川新駅を南富山駅に改称。富山軌道線の堀川新駅前駅を南富山駅前駅に改称。
- 6月20日:南富山駅 - 稲荷町駅間が電化される。
- 1945年(昭和20年)8月2日:富山大空襲により富山軌道線全線休止。
- 1946年(昭和21年)1月14日:富山軌道線本線(南富山駅前 - 富山駅前間)運転再開。
- 1950年(昭和25年)
- 9月1日:笹津線が富山地方鉄道により、大久保町駅まで営業再開。
- 10月30日:駅舎改築。
- 1960年(昭和35年)3月20日:南小泉停留場 - 南富山駅前駅間複線化。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)3月31日:駅舎新築および軌道部総合ビル竣工。
- 1969年(昭和44年)4月1日:路線名変更により稲荷町駅-南富山駅間が不二越線、南富山駅-岩峅寺駅間が上滝線となる。
- 1975年(昭和50年)4月1日:笹津線廃止。
- 1989年(平成元年)10月23日:CTC更新。
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