富山地方鉄道本線 電鉄富山駅
電鉄富山
(でんてつとやま)
電鉄富山
→
稲荷町
所在地
富山県富山市桜町一丁目
駅番号
T01
所属事業者
富山地方鉄道
所属路線
■
本線
キロ程
0.0km(電鉄富山起点)
駅構造
地上駅
ホーム
2面2線
乗車人員
4,582人/日(2019年)
乗降人員
8,221人/日(2019年)
開業年月日
1931年(昭和6年)10月3日
駅種別
直営駅
電鉄富山駅 電車のりば
電鉄富山駅3番ホームから14760系電車が発車
電鉄富山駅ビル「ESTA」
電鉄富山駅3番ホームに14760系電車が停車
富山駅前バスターミナル
富山地方鉄道本線の電鉄富山駅は、あいの風とやま鉄道・JRの富山駅の正面口前広場に面している。
のりかえ標準時分は15分である。
駅名は富山電気鉄道時代の駅名をそのまま引き継いでいるため「電鉄」を冠する。駅番号はT01。
頭端式ホーム2面2線を有する地上駅で、改札口は長らくあいの風とやま鉄道・JR側の1つだけであったが、高架化工事の進展により、2024年1月7日に移設し、あいの風とやま鉄道・JR向けの西側のほか、地鉄ビル駐車場向けの東側に設けられている。
出入口も同様の箇所にある。終日駅員が配置されているが、駅員による乗車券発売時間は7時から20時までに限られる。元々は頭端式ホーム3面4線を有していたが、高架化工事の進展により2022年12月4日より現行の仮ホームとなっている。
かつては、JR富山駅1番のりばから富山地方鉄道本線へ交直デッドセクション付きの連絡線が存在し、国鉄時代の1970年代から1980年代にかけては475系電車を使った急行「立山」やキハ58系気動車を使った急行「うなづき」「むろどう」(いずれも線内は特急扱い)、名鉄車両のディーゼル特急「北アルプス」が、1990年代には「スーパー雷鳥立山」「サンダーバード宇奈月」などの列車名で、いずれも臨時列車扱いでJRからの特急の付属編成が直通した。
電鉄富山駅においてこれら乗り入れ列車に乗降する際は、同駅の改札内から富山駅1番のりばに通じる連絡通路を通り、富山駅1番のりばを利用することができた。
1999年(平成11年)11月を最後に旅客列車の乗り入れ列車は終了し、その後は検測車がJRより不定期で入線する程度となり、連絡通路も閉鎖された。現在では新幹線工事の影響によって連絡線も廃止されている。
ICカード用自動改札機設置
2012年(平成24年)3月17日より市内電車(路面電車)・路線バスに導入されていたICカードが富山地方鉄道の鉄道線でも導入された。それに伴い、改札にICカード用自動改札機が設置された。
ただし使用できるICカードは「ecomyca(えこまいか)」と「passca(パスカ)」のみである(SuicaやICOCAなど交通系ICカード全国相互利用サービス対象カードは現在のところ利用できない)。
ICカードを使用し、鉄道線を利用すると、運賃が10%割引になる。
のりば
路線
行先
1 - 4
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本線
宇奈月方面
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立山線
立山方面
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不二越線・上滝線
岩峅寺方面
1・3番線ホームと2・4番線ホームは同一ホームかつ同一線路を使用しており、縦列停車する形となっている。手前側が1・2番線、奥側が3・4番線となっている。