とさでん交通伊野線 上町五丁目停留場
上町五丁目〈かみまちごちょうめ)
上町四丁目 上町五丁目旭町一丁目
所在地 高知県高知市上町五丁目
所属事業者 とさでん交通
所属路線 とさでん交通伊野線
キロ程 2.4km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1906年(明治39年)10月9日
上町五丁目停留場ホーム
上町五丁目停留場ホーム
600形電車 上町五丁目停留場ホーム
600形電車 上町五丁目停留場ホーム
上町五丁目停留場は、高知県高知市上町五丁目にあるとさでん交通伊野線の路面電車停留場です。当停留場は1906年(明治39年)10月9日、本町筋五丁目停留場(ほんちょうすじごちょうめていりゅうじょう)として開業しています。1936年(昭和11年)には町名改称により表記を「本丁筋五丁目」に変更しています。上町五丁目と称するようになったのは1966年(昭和41年)8月10日からのことで、これは同年に実施された住居表示実施によるものです。
上町五丁目停留場は伊野線の併用軌道区間にあり、道路上にホームが設置されています。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合って配置されています。線路の北側に上りはりまや橋方面行き、南に下り伊野方面行きのホームが設置されています。
上町四丁目との間に渡り線があり、はりまや橋・高知駅前方面行の一部が当停留場発着で運行されています。これは1975年(昭和50年)5月に折り返し用の渡り線を旭町一丁目から移設したもので、渡り線がはりまや橋寄りにあることから折り返しの上り列車は上りホームに入線できず、下りホームで降車を扱った後そのままの位置で反対側のドアを開き、乗客は上りホームから線路を跨いで乗車します。なかなか難しいことをやっていますね。
停留場の北側には開業直後より本町筋五丁目車庫が設けられ、戦後蛍橋停留場の西方に蛍橋車庫ができるまで使用されています。本町筋五丁目車庫では1909年(明治42年)に火災が発生し、収容中の車両9両と新調中の車両2両のあわせて11両の車両を焼失しています(´;ω;`)が詳細は不明です。

1906年(明治39年)10月9日 - 土佐電気鉄道の本町筋五丁目停留場として開業。
1906年(明治39年)10月16日 - 本町筋五丁目車庫が完成。
1909年(明治42年)2月25日 - 車庫で火災が発生、車両11両が消失。
1936年(昭和11年)8月1日 - 本丁筋五丁目停留場に改称。
1966年(昭和41年)8月10日 - 上町五丁目停留場に改称。
1975年(昭和50年)5月 - 折り返し用の渡り線を旭町一丁目から移設。
2014年(平成26年)10月1日 - 土佐電気鉄道が高知県交通・土佐電ドリームサービスと経営統合し、とさでん交通が発足[4]。とさでん交通の停留場となる。