上町二丁目停留場は、高知県高知市上町二丁目・三丁目にあるとさでん交通伊野線の路面電車停留場です。ネーミングライツにより、「社会医療法人仁生会 細木病院前」の副駅名が付与されています。
伊野線はとさでん交通の前身土佐電気鉄道によって1904年（明治37年）に開業し、さらに2年後の1906年（明治39年）に延伸を果たしています。
当停留場はこの延伸に際して、本町筋二丁目停留場（ほんちょうすじにちょうめていりゅうじょう）の名で開業しています。
1936年（昭和11年）には町名変更により表記を「本丁筋二丁目」に変更していますが、1944年（昭和19年）に廃止されています。
再び営業を再開したのは1966年（昭和41年）のことで、停留場名はこのとき上町二丁目に改称されています。
当停留場は伊野線の併用軌道区間にあり、道路上にホームが設置されています。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路の外側に設置されています。
ただし互いのホーム位置は東西方向にずれており、東にはりまや橋方面行きのホーム、西に伊野方面行きのホームがあります。
伊野方面行きのホームは上町三丁目、はりまや橋方面行きのホームは上町二丁目に位置しています。
1906年（明治39年）10月9日 - 土佐電気鉄道の本町筋二丁目停留場として開業。
1936年（昭和11年）8月1日 - 本丁筋二丁目停留場に改称。
1944年（昭和19年）4月1日 - 廃止。
1966年（昭和41年）8月10日 - 上町二丁目停留場の名称で再開業。
2014年（平成26年）10月1日 - 土佐電気鉄道が高知県交通・土佐電ドリームサービスと経営統合し、とさでん交通が発足。とさでん交通の停留場となる。 |
