海上自衛隊の多用機 |
●固定翼機 |
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スペックデータ |
速力 |
(最大)370kt |
発動機 |
T56-IHI-14(ターボプロップエンジン)
4,910馬力×4基 |
機体 |
30.4x32.7x10.3(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
56,000kg |
乗員 |
15名 |
航続距離 |
3,830km |
実用上昇限度 |
8,780m |
装備 |
電子戦データ収集装置 |
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機体の原型は、アメリカ海軍でも使用されている哨戒機 P-3C。
電子情報収集が目的の特殊機である。平成2年から使用されている。
最盛期には5機就役した。 |
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OP−3C 多用機 |
スペックデータ |
速力 |
(最大)370kt |
発動機 |
T56-IHI-14(ターボプロップエンジン)
4,910馬力×4基 |
機体 |
30.4x32.7x10.3(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
56,000kg |
乗員 |
10名 |
航続距離 |
3,830km |
実用上昇限度 |
8,780m |
装備 |
SLAR(側方画像監視レーダー)
LOROP(長距離監視センサー) |
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機体の原型は、アメリカ海軍でも使用されている哨戒機 P-3Cである。
広域の画像収集が目的の特殊機である。平成12年から使用されている。
1機就役している。 |
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UP−3C 多用機 |
スペックデータ |
速力 |
(最大)395kt |
発動機 |
T56-IHI-14(ターボプロップエンジン)
4,910馬力×4基 |
機体 |
30.4x35.6x10.3(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
56,000kg |
乗員 |
5名 |
航続距離 |
3,830km |
実用上昇限度 |
8,780m |
装備 |
試験評価用装置 |
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機体の原型は、アメリカ海軍でも使用されている哨戒機 P-3C。
機材の開発評価に当たる特殊機である。平成6年から使用されている。
1機就役した。 |
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UP−3D 多用機 |
スペックデータ |
速力 |
(最大)395kt |
発動機 |
T56-IHI-14(ターボプロップエンジン)
4,910馬力×4基 |
機体 |
30.4x35.6x10.3(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
56,000kg |
乗員 |
5名 |
航続距離 |
3,830km |
実用上昇限度 |
8,780m |
装備 |
訓練用電波妨害装置
チャフ散布装置、標的曳航装置 |
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機体の原型は、アメリカ海軍でも使用されている哨戒機 P-3C。
主として訓練支援を行う。電波妨害装置を搭載し、また、対空射撃標的の曳航も可能である。
平成9年から使用されている。
最盛期には3機就役した。 |
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U−36A 多用機 |
スペックデータ |
速力 |
(最大)マッハ0.78 |
発動機 |
TFE 731-2-2B(ターボファンエンジン)
1,590kg×2基 |
機体 |
12.04x14.81x3.73(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
8,900kg |
乗員 |
4名 |
航続距離 |
4,880km |
実用上昇限度 |
12,950m |
装備 |
チャフ散布装置、標的曳航装置
訓練評価用カメラ |
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訓練支援機U-36Aは、リアジェット36Aをベースにした機体である。
標的曳航や電子妨害を行うをUP-2J(標的曳航型)の後継機として1984年に採用しました。
本機は海上自衛隊が運用する唯一のジェット機です。1号機は1985年に輸入されて新明和工業で改造作業を受け、1987年3月17日に海上自衛隊に納入され、1994年までに計6機が引き渡されました。胴体下面に気象・航法レーダーのレドームを装着、主翼下面に標的曳航装置やECMポッドなどの訓練機材を搭載するためのパイロンを新設、右主翼端の燃料タンク先端にミサイルシーカー・シミュレーター、左には評価・記録用TVカメラを搭載しています。 |
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LC−90 連絡機 |
スペックデータ |
速力 |
(最大)220kt
(巡航)196kt |
発動機 |
プラット&ホイットニー
PT6A-20A/21ターボプロップ
580馬力×2基 |
機体 |
15.32x10.82x4.33(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
4,377kg |
乗員 |
6名 |
航続距離 |
2,150km |
実用上昇限度 |
9,084m |
装備 |
特になし |
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多用機 B-65Pの後継機。TC-90(C90A)の訓練用機材を外したモデルである。
昭和63年から使用されている。海上自衛隊の各航空基地に1機ずつ計5機配備されている。 |
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●回転翼機 |
S−61A−1 多用機 |
スペックデータ |
速力 |
(最大)144kt
(巡航)115kt |
発動機 |
T-58-IHI-10M1
1,400馬力×2基 |
機体 |
59-4x68-6x16-8(ft-in)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
7,679kg |
乗員 |
3名 |
航続距離 |
780km |
装備 |
特になし |
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S-61AはHSS-2から対潜機器と武装関連装置を除いたタイプです。
南極観測隊支援用の輸送ヘリとして、1965年6月25日からS-61Aが3機と、エンジンを1,400ehpにパワーアップしたCT58-IHI-10M1を搭載したS-61A-1が2機導入されました。
現在、S-61Aは全機退役、S-61A-1はまだ当分の間使われることになっていますが、2003年6月5日に後継機となるMCH(新掃海・輸送ヘリコプター)としてMCH-101(EH101)が決定しました。 |
CH−101 多用機 |
スペックデータ |
最大速度 |
150kt |
巡航速度 |
124kt |
航続距離 |
約900km |
発動機 |
ロールスロイスRTM322-02/08
2,150馬力×3基 |
機体 |
18.6x22.8x6.6(m)(幅×長×高) |
最大離陸重量 |
15,600kg |
乗員 |
4名 |
装備 |
特になし |
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アグスタ・ウエストランド社が開発したEH-101を海上自衛隊向けに改修し川崎重工がライセンス生産したもので、S-61Aの後継機種として砕氷艦「しらせ」に搭載され、南極観測任務に従事する輸送ヘリコプターである。
文部科学省の予算で3機が購入され、海上自衛隊によって運用されている
掃海・輸送ヘリコプターとして導入されたMCH-101と同一の機種で、外観的には機首と尾部のミサイル警報装置の有無程度しか差異は無い。CH-101の方はミサイル警報装置の基台だけが付いている状態である。
現在は「しらせ飛行科」が運用している。 |
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