横川(よこかわ) |
西松井田→横川 |
所在地 |
群馬県安中市松井田町横川398 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
信越本線 |
キロ程 |
29.7km(高崎駅起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗車人員 |
211人/日(2017年) |
開業年月日 |
1885年(明治18年)10月15日 |
駅種別 |
業務委託駅 自動券売機 Suica自動改札機 |
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横川駅 |
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211系普通列車と臨時快速列車 |
「SLぐんま よこかわ」 |
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自動改札 |
115系電車 |
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車止めが・・・ |
横川駅は、群馬県安中市松井田町横川にある東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅です。
当駅は、北陸新幹線の高崎駅 - 長野駅間が部分開業した1997年10月1日以降、信越本線の終着駅となっています。
1 - 3番線の線路は構内のはずれにコンクリート製の車止めが設置され途切れているが、かつては碓氷峠を越えて軽井沢駅へ複線電化の線路がつながっており、碓氷峠越えの拠点となった駅でした。
碓氷峠には66.7‰という国鉄・JRで最も急な勾配があり、列車が上り・下りするためには補機であるEF63を連結・解放する必要がありました。そのため、基本的には全ての列車が客扱いし長時間停車しましたが、臨時列車である『ファンタジー舞浜』など通過時間帯が深夜である列車のごく一部で、客扱いをせずに運転停車のみだったものも存在します。その時間を利用して乗客が購入していたのが「峠の釜めし」で、製造販売している「おぎのや」は駅前にあります。
当駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、中線を1線持つ構造です。以前は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線が中線を挟む構造であり、側線も多数ある広大な構内だったが、当駅 - 軽井沢間の廃止後にほとんどが撤去されています。
また、構内には碓氷峠越えのための補助機関車の拠点として横川運転区が置かれていたがこちらも廃止され、現在は碓氷峠鉄道文化むらとなっています。ただし夜間滞泊運用はあります。
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「峠の釜めし」のおぎのや |
当駅は、安中駅が管理し、JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅です。
駅舎内部にはタッチパネル式自動券売機が設置されています。2006年にみどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されたが、2012年に撤去されています。
当駅はSuica対応自動改札機の設置駅です。
駅員配置時間帯は日中のみ、それ以外の時間帯は自動券売機の使用ができないので注意が必要です。
また自動改札機についてはICカードでの入出場は可能ですが、切符の場合は有人通路(駅員不在時間帯は常時開放)を通ることになっています。
駅舎は木造の古くからのものです。2011年の群馬デステネーションキャンペーンに合わせて、駅舎のリニューアルを施行すると同時にホームの軽井沢側に渡り通路を作り、跨線橋を使わずに移動ができるようになっています。
当駅には高崎駅からの臨時快速「SL碓氷」号が乗り入れており、3番線から発着するため、この列車を利用する乗客への利便性の向上が図られています。2018年(平成30年)10月からは「SLぐんま
よこかわ」に改名されています。
1885年(明治18年)10月15日、官設鉄道により高崎駅 - 当駅間開業に伴い、開業しました。
1888年(明治21年)、当駅前から軽井沢駅まで碓氷馬車鉄道が開通しました。
1893年(明治26年)4月1日、官設鉄道により当駅 - 軽井沢駅間が開業しました。 開業当時は、アプト式鉄道を採用しています。これに伴い、碓氷馬車鉄道は役目を終えて廃止となっています。
1912年(明治45年)5月11日、当駅 - 軽井沢駅間が電化されました。
1963年(昭和38年)7月15日、粘着方式による碓氷新線が開業しました。アプト式より切替となります。完全切替は、同年9月30日になります。
1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となります。
1997年(平成9年)10月1日、北陸新幹線の先行開業に伴い、当駅 - 軽井沢駅間が廃止され、再び終着駅となります。 この年、関東の駅百選に選定されています。
2006年(平成18年) 3月9日、「もしもし券売機Kaeruくん」稼動開始。これに伴いみどりの窓口の営業を終了しています。
3月21日、自動改札機が稼働開始しています。
2009年(平成21年)3月14日、ICカード「Suica」の利用が可能となります。東京近郊区間に組み込まれます。
2012年(平成24年)2月9日、「もしもし券売機Kaeruくん」が営業終了しています。
横川 - 軽井沢間の廃止からしばらく経ったのち、廃車されたEF63形電気機関車2両と189系電車長野色の7両編成が旧丸山信号所付近に留置されています。
これらは廃車以降全く手入れされておらず、錆や塗装の剥がれ・色褪せが目立ち、EF63形の前面貫通扉が盗難に遭うなど荒廃してしまったため、防犯のため当駅の4番線に移動されましたが、展示しているのか放置しているのかわからない状況でした。
なお、この際に車両の回送経路の関係で現役当時とは編成が逆になっており、EF63形が長野方に置かれていました。
2005年末になり、EF63形の2両と189系のうち2両(先頭車1両・中間車1両)が鉄道文化むら内に収容されましたが、残った189系電車の5両は2006年1月に解体されています。
なお、EF63形の2両はその後、整備を受け鉄道文化むらのEF63形体験運転車両として動態保存されています。 |
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1・2・3 |
■信越本線 |
上り |
高崎方面 |
3番線を使用するのは朝5時台の一番列車を含む一部列車のみです。これ以外は1番線から発車します。
3番線ホームはかつて島式ホームであり、3番線反対側の4番線からは軽井沢方面に向かう列車が発車していました。
当駅から旧4番線とその外側にある側線(旧5番線)を経由して碓氷峠鉄道文化むらに引き込み線が伸びています。
旧4番線の線路は現在は当駅のホーム東端(高崎側)付近で切断されており本線とは繋がっていません。
側線となる旧5番線は、高崎側に伸びてそのまま引き上げ線となっていて、そこからスイッチバックする形で3番線に接続しています。この側線は碓氷峠鉄道文化むらの構内線にも接続されており、鉄道文化むらが所有する車両のJR線への乗り入れも旧5番線を経由して行っています。 |