海上自衛隊の練習機 |
●固定翼機 |
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スペックデータ |
速力 |
(最大)220kt
(巡航)196kt |
発動機 |
プラット&ホイットニー
PT6A-20A/21ターボプロップ
580馬力×2基 |
機体 |
15.32x10.82x4.33(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
4,377kg |
乗員 |
5名 |
航続距離 |
2,150km |
実用上昇限度 |
9,084m |
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TC-90は、大型航空機パイロットなどの学生航法訓練機(B-65)の後継機として1974年から採用された機体である。
現在までに28機が第202教育航空隊(徳島)に配備されている。 |
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T−5 練習機 |
スペックデータ |
速力 |
(最高)193kt |
発動機 |
250-B17D
350馬力×1基 |
機体 |
10.04x8.44x2.96(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
1,805kg |
乗員 |
4名 |
航続距離 |
945km |
実用上昇限度 |
7,620m |
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T-5は、T-34Aをベースにした初等練習機KM-2の後継機として開発されたものです。
開発に当たり、まずKM-2のエンジンをターボプロップ(アリソン250-B17D(420shp)、350shpにフラットレートして使用)に換装、主翼端を跳ね上げ垂直尾翼を後退角付きにするなどの大幅な設計変更を加えたKM-2Dが製作され、1984年6月28日に初飛行しました。
KM-2Dでのテストの結果、同機に取り入れられた改良点に加えコクピットをいくらか拡大しキャノピーを透明化した上、装備品類も更新されたKM-2改(後にT-5)が開発され、1号機は1988年4月27日に初飛行しました。
1号機は1988年8月30日に海上自衛隊に引き渡され、1989年3月から部隊配備が開始されました。1998年度までに38機が引き渡され、これで調達は終了しました。 |
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●回転翼機 |
OH−6D 練習機 |
速力 |
(最大)152kt
(巡航)129kt |
発動機 |
250-C20B
400馬力×1基 |
機体 |
8.05x9.30x2.73(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
1,361kg |
乗員 |
4名 |
航続距離 |
435km |
実用上昇限度 |
4,481m |
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軽観測用ヘリコプターとして開発されたOH-6だが、海上自衛隊ではヘリコプターパイロット訓練用として1973年から導入され、鹿屋基地の第211教育航空隊で運用されている。
1994年までに新たに14機が導入され、1機が寒冷地仕様の偵察ヘリコプターとして南極観測船「しらせ」飛行科に配備された他は、第211教育航空隊に集中配備されている。 |
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OH−6DA 練習機 |
スペックデータ |
速力 |
(最大)137kt
(巡航)129kt |
発動機 |
250-C20B
350馬力×1基 |
機体 |
8.1x9.4x2.8(m)
(幅×長×高)
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離陸重量 |
1,360kg |
乗員 |
4名 |
航続距離 |
514km |
実用上昇限度 |
4,481m |
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軽観測用ヘリコプターとして開発されたOH-6だが、海上自衛隊ではヘリコプターパイロット訓練用として1973年から導入され、鹿屋基地の第211教育航空隊で運用されている。
さらに、胴体を大型流線型化し、前方視界を良くし後席の居住性を向上させ、騒音軽減のため尾部ローターを2枚から4枚に増やしたモデルEが1982年1月に初飛行し、このタイプがOH−6DAの名称を与えられています。 |
TH−135 練習機 |
スペックデータ |
最大速度 |
140kt |
巡航速度 |
137kt |
航続距離 |
635km |
発動機 |
アリウス2B2 634馬力×1基 |
機体 |
2.7x12.2x3.5(m)
(幅×長×高)
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最大離陸重量 |
2,910kg |
乗員 |
4名 |
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海上自衛隊写真ギャラリーより引用 |
TH-135の原型である、ユーロコプター EC 135(Eurocopter EC 135)は、ユーロコプター(現エアバス・ヘリコプターズ)社が生産する双発の汎用ヘリコプターです。警察、救急や輸送など多目的に使用されています。
海上自衛隊では、EC 135 T2+をTH-135として、練習機として15機導入しています。
このタイプは、FADECを更新したアリウス2B2(634軸馬力)を搭載しています。 |
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