三方駅(みかたえき)は、福井県三方上中郡若狭町三方にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線の駅である。 敦賀方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。かつて西側にあったホームは撤去され、花壇になっている。改札口は東側のみである。西側から見ると盛土の上に線路があるが、駅横の地下歩道で往来できるようになっている。
敦賀地域鉄道部が管理し、自治体が窓口業務を受託する簡易委託駅であるが、みどりの窓口(マルス端末)が設置されている。かつては自動券売機も設置されていたが、現在は撤去された。早朝と晩は無人であるが、駅が有人の時間帯はすべてのドアが開くため、各ドアから乗り降りすることができる。急行「わかさ」廃止前は停車駅の一つであった。
駅舎には観光会館「サンレイク」が併設されており、レンタサイクルの営業などを行っている。
歴史
- 1917年(大正6年)12月15日:官設鉄道(後に日本国有鉄道)小浜線の敦賀駅 - 十村駅間開通すると同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1961年(昭和36年)3月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1973年(昭和48年)3月:業務委託駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)10月1日:駅員無配置駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)10月:駅舎を改築。
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