能登三井駅は石川県輪島市三井町にある、のと鉄道能登線の駅です。
2001年4月1日に七尾線(穴水-輪島間)が廃止されたことにより当駅も廃駅となっています。
片面ホーム1面1線を持つ地上駅ですが、1998年12月までは、相対式ホーム2面2線で交換設備を持っていて有人駅でした。
この際のダイヤ改正で、交換設備が廃止され、同時に無人駅となっています。
もっとも廃止時まで使用されなくなったもう片側のホームおよび線路はそのまま残されていました。
廃止後もしばらくはレールが残され、地元住民がそれを活用してトロッコを走らせて話題になっていましたが、2004年にレールは撤去されています。
2008年にはホームも撤去され、現在残るのは駅舎のみとなっています。
駅舎にはJR時代から喫茶店「サロン社の駅」が入居していて、廃線後も営業していましたが、2007年3月20日に閉店しています。
現在では駅舎はバス待合所として使用されています。 |