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レンズを除く本体重量は、287gと軽く、さらに付属している標準ズームレンズE18-55mm F3.5-5.6 OSSは194gなので、合わせても481gとEOS Kiss X5本体程度の重さとなります。 ミラーレス一眼といっても、SONYのNEXシリーズではAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載していて、キャノン、ニコンのデジタル一眼レフと同等のキャパシティを持っているので、画質の点では不安材料はありません。 また画像処理エンジンとしては「BIONZ(ビオンズ)」を搭載していて、APS-Cサイズの大型イメージセンサーの性能を最大限に引き出し、高品位な一眼画質を実現しています。 また、高度な画像処理技術による高速コントラストAFや高速連写をはじめ、「スイングパノラマ」機能、「手持ち夜景」モードなどの高精度な画像合成機能を搭載しています。 メディアは、SD、SDHC、SDXCに加えて、メモリースティックPRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ二も対応しているデュアル対応となっています。 「Exmor(エクスモア) 」 APS HD CMOSセンサーと画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」により、ノイズを最小限に抑えた、クリアな画質を実現しています。ISO感度を最高12800まで設定可能で、キャンドルライトなどのわずかな光でも鮮明にとらえ、夜景シーンも三脚やフラッシュなしで手持ちで撮影できます。
このカメラで撮影してすぐにわかったことは、宣伝通りに暗いところに強い点です。かなり暗いところでもフラッシュ無しで手持ちで撮影しても手ブレ無しで撮影できるのは、極めてアドバンテージがあります。しかも高感度で撮影してもノイズが乗らないのです。 特に「手持ち夜景モード」は手持ちで手軽に夜景を撮れてしまうのです。実はこのモードでは連続で6回シャッターを切り、それらを合成することでノイズを除去しているので極めてキレイな絵を作ってくれるわけです。 マウントはEマウントに対応していますが、マウントアダプタLA-EA2を搭載すれば、Aマウントレンズも装着できますし、オートフォーカスにも対応します。 搭載している標準ズームレンズE18-55mm F3.5-5.6 OSSの画質自体はそれなりのもので、所詮はキットレンズと言ってしまえばそれまでですが、まあ、一般的な使用には問題はないようです。また光学式手ブレ補正機能を内蔵していますので、シャッタースピード換算で最大約4段分の補正効果を発揮します。フレアやゴーストも少ないので、コストパフォーマンスの良いレンズです。しかしPanasonicあたりでよく見かけるパンケーキ型のズームレンズと比べると長くて大きいのはどうしたものか。 まあ、これで気に入らない人は、E PZ 18-105mm F4 G OSSとかE 10-18mm F4 OSSとかを用意しましょう。 ボディ前面はマグネシウム合金で、デザイン的には好みの分かれそうなタイプです。個人的にはあまりカメラらしくないデザインだとは思いますが・・・。筆者が愛用しているキャノンのデジタル一眼レフとは対極にあるデザインと言えますが、しかしこれはこれで悪いわけではありません。
もう一つ、誰でも思うことでしょうがモードダイヤルがないという点です。 ボタンを押して液晶パネルでダイヤルを回すというのでは、しゃれになりませんよ。 また、ISO感度やホワイトバランスもかなり奥に入らないと操作できないのは困ったものです。 とにかく操作性はUIが練られていないということに尽きると思います。 良くこのモデルに関して、キットレンズの性能に疑問符が投げ掛けられることも多いようですが、筆者に言わせるとキットレンズをそもそも当てにしてはいけないと言うことになりましょうか。気に入らなければ別のレンズを用意するしかないです。 ただ、このE18-55mm F3.5-5.6 OSSは、言われるほど悪いレンズとも思えません。解像感がイマイチと言うことが問題かな。 次に背面に搭載されている「エクストラファイン液晶」ですが、これがチルト可能なバリアングル液晶となっていて、上下どちらにも角度が変えられるので、ローアングルや、パークのような人混みの頭越しなどに撮りたいときなどにはかなり便利なものです。私はバリアングル液晶が大好きな口ですのでこれは大歓迎です。しかもこの液晶は、92.1万画素というデジカメではトップクラスの画素数を誇り、さらに視野角も広いため、視認性にはまったく問題を感じません。 このNEX-5のもうひとつの特徴が「フルハイビジョン(AVCHD方式)(1920×1080)」の録画が可能ということです。
動画に関しては、APS−Cサイズの巨大なイメージセンサーを使っているので、被写界深度による「ボカシ」がきれいに入るのは家庭用ビデオカメラよりもはるかに優れているのは確かです。それこそテレビ放送などで見るような、フォーカスされたターゲット以外のものがボケる様は見ものでしょう。 しかし手ブレ補正機能が働かないので、手持ち撮影時のブレはかなりの問題である。またフォーカスも遅い。 また、夜の撮影もあまり得意ではないようだ。夜に明るいものを撮影する場合はまだいいが、かなり暗い夜景程度の絵を撮ろうとするとかなりノイズが目立つ。 ハンディカムのように様々な調整をできる機能も皆無なので、動画機能はオマケと考えた方がいい。 このカメラで動画を撮るときは、昼間に三脚で固定して撮ったときに始めて真価を発揮すると言えます。 さらにサイバーショットでも好評の「スイングパノラマ」機能を搭載しています。 シャッターボタンを押した後カメラを一振りするだけで、自動的に連続撮影し、カメラ内で高精度に位置を合わせて1枚の画像としてつなぎ合わせます。これまで画面に収まりきらなかった広大な風景や構造物を、簡単にパノラマ写真にできます。 さらに「スイングパノラマ」の技術を活用することで3D写真を撮影できる「3Dスイングパノラマ」機能もあります。 シャッターボタンを押した後カメラを一振りするだけで、高速連写した最大60枚の画像を、カメラ内で左右の目の視差を計算しながら合成し、右目用と左目用の2枚の画像を同時に作成します。自動作成された画像は、カメラと3D対応のテレビをHDMIケーブルで接続すれば、臨場感あふれる3D写真として鑑賞できます。
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