さてこれでとりあえずの準備が終わりましたが、今度はこのサイトを外部に公開してみましょう。
これらの項目に入力したら登録ボタンをクリックしてください。 すると現在割り当てられているIPアドレスと先ほどのサブドメインを含むドメインが関連づけられます。 この場合のトップページのURLは、次のようになります。 http://www10.dip.jp/~user/index.htm これで一応は、Webサーバが公開できるのですが、実はあなたがルータを使用しているとまだ設定が必要です。 というのは、ルータを使用していると、プロバイダーから割り当てられるIPアドレスがルータに割り当てられて、しかも外部からのアクセスはルータに遮られてサーバまでは届かないので、公開できないのです。 ですからルーターには外部からのポート80(http)へのアクセスに対してどのクライアントにパケットを渡せばいいのかを設定してやらないといけないのです。 またルータは通常はDHCPサーバとしても機能していて各クライアントに対して自動的にIPアドレスを割り当てているのですが、この場合はサーバになるマシンには固定IPアドレスを割り当ててやらないといけません。 これらの設定ができるルータであればダイナミックDNSが可能となります。 実際にはルータなしでいきなりサーバに接続するのは大変危険ですのでルータを使用する方が安全性が高いと考えられます。 またサーバを公開するときは必ず外部からの侵入に対する防御策を講じておかなければなりません。 さて私の持っているバッファローのブロードバンドルータ BBR−4MG の設定例を紹介しておきましょう。 BroadStationの設定画面に入ったら詳細設定に入ります。 さらにWAN設定−ダイナミックDNS に入ったら下記のように設定します。 さらにネットワーク設定−アドレス変換 に入ったら下記のように設定してください。 「アドレス変換」を使用するにしてください。これで設定は完了です。 しかしこの後、問題になるのは何らかの理由で接続が切れてIPアドレスが変わってしまった場合、どうするかです。 もちろんieserver.netに接続して変更されたIPアドレスを登録すれば良いのですが、毎回そんなことをしていたらたいへんです。 ここは自動的にIPアドレスの変更がダイナミックDNSに反映されるようにしておきたいところです。 そんな便利なツールがありました。DiCE for Windows と呼ばれるツールです。 これはかなり便利なツールですし、ieserver.netにも対応していますのでおすすめです。 |