能登部駅(のとべえき)は、石川県鹿島郡中能登町徳丸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅。
駅舎は下りホーム側にあり、ホーム間は跨線橋で結ばれている。
また、駅舎にはギャラリーが併設されている。上りホーム側にも勝手口が存在する。
七尾鉄道部が管理する無人駅であるが、以前は中能登町が窓口業務を受託する簡易委託駅となっていた。
自動券売機が設置されている。
2021年3月13日からICOCAなどの全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが利用可能となっており、IC専用の簡易型改札機が設置されている。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
1 |
■七尾線 |
下り |
七尾方面 |
2 |
上り |
津幡・金沢方面 |
- 1番のりば(下り線)が一線スルー化されており、列車交換を行わない通過列車に限り、上り列車も1番のりばを通過する。
- ただし、一般的な一線スルーとは異なり、上りと下りの本線は現在も分けられている。
歴史
- 1898年(明治31年)4月24日:七尾鉄道の津幡仮停車場(現在の本津幡駅の前身)-七尾駅-矢田新駅(後の七尾港駅)間開通と同時に駅開設(一般駅)。
- 1907年(明治39年)9月1日:七尾鉄道が鉄道国有法により国有化。帝国鉄道庁(国鉄)の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。七尾線の所属となる。
- 1957年(昭和32年)4月:現在の駅舎が竣工する。
- 1961年(昭和36年)4月1日:貨物の取扱を廃止。
- 1972年(昭和47年)3月15日:業務委託駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)4月1日:東口を使用開始。
- 2002年(平成14年)1月26日:駅舎の一部が、町民ギャラリーとしてリニューアルされる。
- 2015年(平成27年)4月1日:一青窈の「ハナミズキ」が接近メロディとして使用開始。
- 2021年(令和3年)
- 3月13日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 4月1日:この日より終日無人駅となる。
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