大矢駅(おおやえき)は、岐阜県郡上市美並町大原にある長良川鉄道越美南線の駅です。駅番号は19。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で無人駅となっています。木造駅舎を有しています。
現在は美濃市駅 - 郡上八幡駅間で唯一列車交換が可能な駅であるため、昔から列車の行き違いが行われています。
双方のホームは構内踏切でつながっています。
下りホームに駅舎があり、ここにはかつて使用された鉄道備品などの展示が行われている鉄道館を併設していて、観光列車「ながら」運行日に開館しています。
また、2022年には駅スタンプが期間限定で駅舎内に設置されました(金曜から日曜および祝日のみ)。
トイレは男女別のものが駅舎の南側にあります。観光列車「ながら」は当駅での客扱いは行わないが、10分程度停車しトイレ休憩がとられています。
のりば
ホーム |
路線 |
行先 |
駅舎側 |
■越美南線 |
郡上八幡・北濃方面 |
反対側 |
美濃市・関・美濃太田方面 |
- 案内上ののりば番号は割り当てられていない。
- 場内・出発の各信号機は「行先」と記した方にしか設置されていないため、逆走運転をする事は出来ない。
歴史
- 1927年(昭和2年)10月9日:国鉄越美南線 美濃洲原駅(現在の母野駅) - 当駅間開通と同時に美濃下川駅(みのしもかわえき)として開業。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1928年(昭和3年)5月6日:当駅 - 深戸駅間が延伸開業。
- 1974年(昭和49年)
- 4月1日:駅での出札および改札を省略。
- 10月1日:貨物の取扱いを廃止。
- 12月1日:荷物の取扱いを廃止。駅員無配置駅となる。
- 1986年(昭和61年)12月11日:国鉄越美南線の長良川鉄道への転換により同社の駅となる。同時に大矢駅に改称。
- 2018年(平成30年)8月1日:平成30年7月豪雨による被害で美濃市駅 - 当駅間の信号設備が損壊したため、運行再開に合わせてこの区間で指導通信式による運転を開始。このための要員が配置される。
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