JR東日本・東京地下鉄・東京臨海高速鉄道・新木場駅
新木場(しんきば)
京葉線   潮見 新木場 葛西臨海公園
所在地 東京都墨田区江東橋三丁目14-5
駅番号 JE02
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 京葉線武蔵野線直通含む)
キロ程 1.2km(東京起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員 32,216人/日(2024年)
開業年月日 1990年(平成2年)3月10日
駅種別 業務委託駅
東京都区内駅
新木場駅
新木場駅
新木場駅(しんきばえき)は、東京都江東区新木場一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京臨海高速鉄道(TWR)の駅。

乗り入れ路線

以下の3社3路線が乗り入れ、相互間の接続駅となっている。
  • 東京地下鉄(東京メトロ):Y 有楽町線 - 当駅が終点。小竹向原駅から西武鉄道西武有楽町線・池袋線、和光市駅から東武鉄道東上本線と相互直通運転を行っている。駅番号は「Y 24」。
  • 東日本旅客鉄道(JR東日本):JE 京葉線 - 京葉線の列車のほか、西船橋駅から武蔵野線に乗り入れる列車も停車する。また、JRの特定都区市内制度における「東京都区内」に属するが、京葉線が東京駅に延伸されるまでは属していなかった。現時点においてこのような前歴を持つ駅は当駅と葛西臨海公園駅、おおさか東線の新加美駅の3駅のみ。駅番号は「JE 05」。
  • 東京臨海高速鉄道(TWR):R りんかい線 - 当駅が起点。大崎駅からJR東日本埼京線・川越線と相互直通運転を行っている。駅番号は「R 01」。

改札口 駅名標
改札口 駅名標
ホーム E231系0番台
ホーム E231系0番台

駅構造

JR京葉線ホームが4階、コンコースが3階、東京メトロ有楽町線ホームと東京臨海高速鉄道りんかい線ホームが2階にある。
駅の建設にあたり、地元の東京新木場木材商工協同組合などから、木材の町のシンボル駅として木造建築を強く要望されたが、建築基準法や消防法の規制による制約のため、木を化粧材のように利用する形態になった経緯がある。屋根は切妻風とし、柱や梁は浮き出させ、白壁造りの「純木造風建築物」をイメージした外観となっている。駅構内でも階段の笠木(かさぎ)や手すりに木材の集成材を使用しているほか、券売機の腰壁、有楽町線ホームへの階段周囲の腰壁、一部ホームの柱にはヒノキの間伐材を使用し、木の香りと木材特有の暖かさを感じさせるものとした。
東京新木場木材商工協同組合の協力により、木材をテーマにした3体の木製レリーフと、木材に江戸文字で書かれた駅名看板が設置されている。駅名看板は、樹齢150年、長さ6メートル、高さ90センチメートル、厚さ23センチメートルの茨城県産ケヤキ材を使用したものである。3体のレリーフは「海とみやこどり」(有楽町線改札付近・現存)、「さざ波と岩」(現存せず)、「荒海」(現存せず)で、木場の街の駅であることを利用者に強くアピールしている。「海とみやこどり」は、ヒバとケヤキを使用し、有楽町線とJR京葉線が当駅で接続された姿をケヤキ丸太(群馬県産・樹齢350年)の結合で表現している。デザインは、日本の木工技術の伝統的な継手を配し、おだやかな波間にユリカモメが舞っている様を表したものとなっている。「さざ波と岩」は、ナラの集成材を使用し、穏やかなさざ波を表現した。海岩・岩のイメージとして御影石を配置し、質感の対比により木材の暖かさを強調している。「荒海」は、ヒノキの間伐材を六面加工し、激しい波を表現した。スギ板と無垢のスギ(秋田スギ・樹齢150年)の流木を、波間に見え隠れさせている。
1階部分に当たる高架下には飲食店が軒を連ねている。3社とも1か所のコンコースを共用(管理は東京メトロが担当)しており、改札もそれぞれが隣接している。
東京臨海高速鉄道りんかい線は、コミックマーケットをはじめとする年に数回開催される沿線でのイベントに対応するため、混雑時に備えて改札横に臨時出札窓口を数箇所設けている。

東京メトロ 新木場(しんきば)
有楽町線   辰巳 新木場
所在地 東京都江東区新木場一丁目6
駅番号 Y24
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線  有楽町線
キロ程 28.3 km(和光市起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員 95,764人/日(2024年)
開業年月日 1988年(昭和63年)6月8日
出入口
出入口

東京メトロ

島式ホーム1面2線を有する高架駅。駅東側の荒川沿いに新木場車両基地があり、ここに通じる線路が引き上げ線として利用されている。渡り線は引き上げ線側にあるため、ホームで直接和光市方面に折り返すことはできず、新木場駅に到着した列車は全て回送電車として引き上げ線へ向かい折り返しを行う。
当駅は「大手町駅務管区新木場地域」として近隣の駅を管理している。
辰巳駅寄りの有楽町線本線沿いの南側には「地下鉄新木場ビル」があり、有楽町線の乗務区、技術区、変電所、モーターカー車庫、信号機器室などが収容されている。
新木場変電所部は2階建て、乗務区部は3階建て、技術区部は4階建て構造となっており、技術区部の3階は有楽町線本線と同レベルとなっており、モーターカー庫からの線路が本線と直角に交差している。
現在は有楽町線の運転士が所属する新木場運転事務室、有楽町・副都心線工務区、有楽町・副都心線電機区、有楽町・副都心線信通区新木場分室が配置されている。

のりば

番線 路線 行先
1 有楽町線 降車ホーム
2 和光市・森林公園・飯能方面
 発車メロディ
  • 2番線のみ、2013年(平成25年)6月29日からスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。
  • 曲は「明日はきっと」(塩塚博作曲)である。
 

JR東日本

島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札階とホームを連絡する階段は当初は2か所あったが、朝のラッシュ時には不足気味で、改札を抜けるまでに時間がかかることもあった。
このため、2020年東京オリンピックを控えて改良工事が行われ、改札内コンコースを東京寄りに拡張して階段とエレベーターを増設し、2019年(令和元年)12月26日に供用開始した。
また、改良工事に併せて改札内の駅ナカ店舗の工事が行われ、2019年(令和元年)12月26日にNewDaysが先行開業したほか、BECK'S COFFEE SHOPが2020年(令和2年)6月29日に、いろり庵きらくが同年7月3日に開業した。
千葉支社管轄の直営駅で、自動券売機、多機能券売機、指定席券売機、自動改札機、自動精算機が設置されている。管理駅として潮見駅・葛西臨海公園駅を管理下におく。
京葉線の部分開業時には蘇我方にある両渡り線を使用して折り返していたが、当駅 - 東京駅間の開業後は使用停止扱いとされ、当駅での折り返しは不可能となった。
しかし、2006年(平成18年)9月28日に発生した東京駅機器室の火災事故に伴い、連動装置を整備し、折り返し機能を復活させた。以後は異常時対応用として、常時使用可能な状態を維持している。
蘇我寄りにはりんかい線との連絡線がある。全線開業前は70-000形電車が検査などのために京葉電車区(現:京葉車両センター)や蘇我経由で大井工場(現:東京総合車両センター)へ自力回送したり、団体臨時列車が運行されたこともあるが、定期列車が運行されたことは一度もない。これについては京葉線#りんかい線との関係も参照のこと。
有楽町線への乗り換え客も多く、それまで通過していた京葉線の通勤快速の停車を求める乗客の要望があったため、2004年(平成16年)10月16日のダイヤ改正より停車するようになっている。
なお、特急列車が定期的に停車したことはないが、金曜夜の「さざなみ」と土曜・休日の「わかしお」を中心に期間を限定して当駅に臨時停車した実績がある。
2009年(平成21年)には3月6日から6月26日(3月20日を除く)までの毎週金曜日および3月19日に「さざなみ21号」が臨時停車していた。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 京葉線 下り 新浦安・蘇我方面
武蔵野線 - 西船橋・新松戸方面
2 京葉線 上り 東京方面
運転番線 営業番線 ホーム 東京方面着発 大崎方面着発 西船橋・蘇我方面着発 備考
1 1 10両分 到着可 不可 到着・出発可 下り主本線
東臨1 (東臨)2 10両分 不可 到着・出発可 出発可
東臨2 (東臨)1 10両分 不可 到着・出発可 到着可
2 2 10両分 出発可 不可 到着・出発可 上り主本線
 
  • 主本線を発着する場合は通過が可能。ただし大崎方面は不可。

りんかい線 新木場(しんきば)
有楽町線   辰巳 新木場
所在地 東京都江東区新木場一丁目6
駅番号 R01
所属事業者 東京臨海高速鉄道
所属路線  りんかい線
キロ程 0.0 km(新木場起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員 30,483人/日(2024年)
開業年月日 1996年(平成8年)3月30日
出入口
出入口

東京臨海高速鉄道

島式ホーム1面2線を有する高架駅。前記のように、JR京葉線との間に連絡線がある。

のりば

番線 路線 行先
1・2 りんかい線 大崎・埼京線(渋谷・新宿・池袋)方面
 発車メロディ
  開業当初から東洋メディアリンクス制作の発車メロディを使用している。
  1. R Cielo Estrellado
  2. Water Crown
 

歴史

  • 1988年(昭和63年)
    • 6月8日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)有楽町線の新木場駅が開業。
    • 12月1日:京葉線の新木場駅が開業し、乗換駅となる(開業当初は当駅が終点)。
  • 1990年(平成2年)3月10日:京葉線が東京まで延伸開業、途中駅となる。同時に東京都区内エリアに組み込まれる。
  • 1993年(平成5年)12月1日:京葉線の快速が土休日に停車を開始。
  • 1996年(平成8年)3月30日:東京臨海高速鉄道臨海副都心線(後のりんかい線)の新木場駅が開業(開業当初は新木場 - 東京テレポート間)。
  • 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2002年(平成14年)12月1日:東京臨海高速鉄道りんかい線の天王洲アイル - 大崎間の延伸開業・全線開通に伴い、JR埼京線とりんかい線の相互直通運転を開始。りんかい線でも「Suica」の利用が可能となる。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、有楽町線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
    • 10月16日:JR東日本のダイヤ改正に伴い、京葉線の通勤快速が停車を開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月18日:東京メトロでICカード「PASMO」の利用が可能となる。
    • 3月24日:京葉線ホームに発車メロディを導入。
  • 2008年(平成20年)5月3日:地下鉄有楽町線の当駅から小田急小田原線本厚木駅までの臨時特急列車「ベイリゾート」号の運転を開始。
  • 2011年(平成23年)9月24日:この日をもって「ベイリゾート」号の運転を休止。
  • 2013年(平成25年)6月29日:有楽町線ホームでホームドアの使用を開始。
  • 2016年(平成28年)9月25日:京葉線ホームに東京圏輸送管理システム (ATOS) を導入。接近メロディの使用を開始。
  • 2022年(令和4年)7月31日:みどりの窓口の営業を終了。
  • 2025年(令和7年)10月18日:りんかい線ホームでホームドアの使用を開始。