北野白梅町(きたのはくばいちょう) |
北野白梅町→等持院・立命館大学衣笠キャンパス前 |
所在地 |
京都市北区北野下白梅町 |
所属事業者 |
京福電気鉄道 |
駅番号 |
B9 |
所属路線 |
北野線 |
キロ程 |
0.0km(北野白梅町起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面1線 |
乗降人員 |
3,536人/日(2019年) |
開業年月日 |
1943年(昭和18年)10月1日 |
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北野白梅町駅 |
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旧改札口 |
モボ201形 |
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北野白梅町駅は、京都市北区北野下白梅町にある、京福電気鉄道北野線の駅です。駅番号はB9。
1925年(大正14年)の北野線の開業時には設置されていなかったが、1943年(昭和18年)の京都市電西大路線の全通に際して、京都市電との接続駅として開業した。開業時の駅設備は路面電車停留場のような簡素な造りであった。
開業時の駅名は白梅町駅(はくばいちょうえき)であったが、当駅 - 北野間が1958年(昭和33年)7月に休止ののち同年9月15日に廃止されたのち、北野駅と白梅町駅の両駅名を合わせる形で現駅名に改称され、その翌月に旧駅舎が設置された。「北野」は当駅のある地域を示す地域名であり、「白梅町」は当駅のある町の名前である。
雑誌「鉄道ファン」連載「電車をたずねて」の嵐電の記事によると、北野線の路面区間上(北野白梅町交差点の東側)に白梅町電停があったが、京都市電の延伸に際し障害となるため、交差点西側の現在地(専用軌道上)に移設された。つまり北野線自体も廃止区間以上に若干短縮されていることになる。
改良工事に伴い、旧2番線降車ホームと旧乗車ホームを活用した2面1線の駅となった。
旧1番線降車ホームの位置にはバス停が設置され、ホームからは階段またはスロープにて行き来できる。
乗車ホーム西端(帷子ノ辻方向)にバリアフリー対応の公衆トイレが設置され、京都市との協定により「観光トイレ」として位置づけられている。
三方(北・南・東)を道路に囲まれているため、当駅へは必ず信号つきの横断歩道を渡る必要がある。
改良工事以前は、頭端式3面2線ホームで、ホーム全体がドーム状の屋根で覆われていた。乗車は中央のホームから行い、多客時などを中心に駅員配置時は降車扱いは両端のホームで行うことが多かった。トイレは1番線側の降車ホームの端に設置されていた。
- 1925年(大正14年)11月3日 - 京都電燈が経営する嵐山電鉄北野線の北野 - 高雄口(現在の宇多野)間が開業。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 白梅町駅として開業。
- 1958年(昭和33年) 7月 - 今出川通の拡幅と京都市電今出川線の延伸に伴い北野 - 白梅町間は京都市電に路線を譲る形で休止し、当駅が終着駅となる。
- 9月15日 - 北野 - 白梅町間 廃止。
- 9月16日 - 北野白梅町駅に改称。
- 2019年(令和元年)11月 - バス停留所(バス停)との一体化やバリアフリー化を目的とした駅舎改築工事が開始、旧駅舎の撤去が始まる。
- 2020年(令和2年)3月20日 - バリアフリー化及び併設されたバス停に京都市営バス(市バス)が発着を開始する。
- 2021年(令和3年)3月25日 - 新駅舎の供用開始。リニューアル事業が完了。
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